端午の節句に合わせたこいのぼりと五月人形の展示が4月26日、大塚・歳勝土遺跡公園(横浜市都筑区大棚西2、TEL 045-594-1723)内の「都筑民家園」で始まる。(港北経済新聞)
母屋内の大こいのぼり。昨年の様子
江戸時代の民家「旧長沢家」(横浜市指定文化財)を移築して公開している同園。園内では季節ごとに日本の伝統的な行事にちなんだ企画を展開している。
毎年端午の節句の時期には、庭にこいのぼりを掲揚するほか、母屋には10メートルを超える大こいのぼりを展示する。のぼり旗やかぶとなどの五月人形、有職造花のハナショウブなどのしつらえで彩る。今年は近隣で活動する作家による端午の節句にちなんだ水引作品も並べる。
5月5日には「イキイキこどもデー」と題して、竹細工作りや着物体験など子ども向けのワークショップも予定する。事前申込制。
同園事務局長の木村格さんは「ゴールデンウイークに重なるので、毎年多くの親子に来館いただいている。五月人形はそれぞれ子どもの成長を願った意味も込められているので、親子で知ってもらえたら」と話す。
開館時間は10時~16時。入場無料。5月5日まで。