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元マリメッコデザイナーのブランド「ムスタキビ」、今治で初のポップアップ

  • 2025年5月23日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 テキスタイルデザイナーとして世界的に活躍する石本藤雄さんがプロデュースするブランド「Mustakivi(ムスタキビ)」が現在、来島海峡サービスエリア(今治市大浜)で今治市内では初となるポップアップイベント「Mustakivi展」を開催している。(今治経済新聞)

 ムスタキビが提案する今治タオル「渓流」シリーズ

 愛媛県砥部町出身の石本さんは1974(昭和49)年から定年退職までの32年間、フィンランドのファブリックブランド「マリメッコ」でテキスタイルデザイナーを務めた世界的なアーティスト・デザイナー。同時に陶芸家としても、多くの作品を生み出してきた。

 2017(平成29)年に松山市内にギャラリー兼茶房「MUSTAKIVI(ムスタキビ)」をオープンし、2020年にはフィンランドから帰国し、故郷である愛媛県に移住。現在は松山市内に直営店2店舗を構えるほか、県内では大洲市や西条市に加え、全国各地に取扱店を持つ。一方、今治市内には販売拠点がなかった。

 今回の来島海峡サービスエリアでのポップアップ開催について、同ブランドの曽我部佑太さんは「今治市民の皆さんはもちろん、県内外からの観光客の往来が多いこの場所で、多くの方にムスタキビを知っていただく良い機会になれば」と話す。

 会場には、砥部焼で制作した酒杯「ONNEA ゴブレット」シリーズや、滑るように流れ落ちる渓流からインスピレーションを受けてデザインしたという今治タオル「渓流」シリーズをはじめ、花器や手ぬぐいなど12アイテムを並べる。昼時には多くの来店客が商品を手に取る様子が見られた。

 来島海峡サービスエリアを運営する、「瀬戸内しまなみリーディング」担当者の越智佳隆さんは「石本さんの作品を通して、愛媛にこんな素晴らしいブランドがあることを多くの人に知ってもらいたい」と期待を寄せる。

 6月4日まで。

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