神楽坂で伝統芸能フェス「神楽坂まち舞台」 境内や路上で伝統芸能上演

  • 2025年5月14日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 伝統芸能フェスティバル「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2025」が5月17日・18日の2日間、神楽坂エリア一帯で開催される。主催は東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京とNPO法人「粋なまちづくり倶楽部」。(市ケ谷経済新聞)

 「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」街角ライブの様子

 今年で13回目を迎える同イベント。講談や浪曲、琵琶語りなどの語り芸をはじめ、三味線や尺八、箏の演奏、日本舞踊や能など、ジャンルも多彩。アンバサダーには、昨年に続き日本文化に詳しいロバート・キャンベルさんが就任する。

 会場となるのは、毘沙門天善國寺や赤城神社の境内、神楽坂の路上など。神社や石畳の通りを舞台に、観客との距離が近いライブ感のある上演を行う。担当者は「神楽坂の皆さまの協力で、より一層の盛り上がりを感じられるフェスティバルになるはず。敷居が高いと感じられる伝統芸能を気軽に楽しんでもらえる機会にしたい」と話す。

 イベントは、尺八や和太鼓、津軽三味線などを神楽坂通りで披露する「神楽坂芸能めぐり 街角ライブ」、日本の伝統楽器と異ジャンルの楽器を使い、伝統音楽をアレンジした楽曲を演奏する「神遊びライブ」、講談や琵琶語り、義太夫節、浪曲といった伝統語り芸を披露する「神楽坂楽座~講釈場」、新内節の人間国宝、鶴賀若狭掾(つるがわかさのじょう)一門が三味線を奏でながら路地を流す「新内流し」など。出演者は、普段は劇場などで活動しているプロの芸能家が中心で、「間近で観客の反応を感じられるこのイベントを楽しみにしている」という声も多く聞かれる。

 そのほか、歴史文化スポットを巡るスタンプラリーや子ども向けのプログラムなども用意する。

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