ドーナツ専門店「BLANKET DOUNUTS(ブランケットドーナツ)浜松店」(浜松市中央区芳川町)が4月24日、オープンした。(浜松経済新聞)
電気毛布で発酵させた生地を使うブランケットドーナツ
同店は、岡山県倉敷市に本部を置くドーナツチェーン「ブランケットドーナツ」のフランチャイズ店舗。全国で約15店舗を展開しており、静岡県内では初出店となる。
店主の加茂秀輔さんは、内装会社を経営する傍ら、スイーツに興味を持ち「自分でも店をやりたい」と出店を検討。調べる中で出合ったのが、独自の製法を持つ同チェーンだったという。加茂さんは「手軽で親しみやすい点がドーナツの魅力。全種類制覇したいという人や、手土産として選ぶ人など、思い思いの楽しみ方をしてほしい」と話す。
店の特徴は、発酵時に電気毛布を使って生地を包む独自の製法。同店によると、アメリカ・テキサス州で生まれたという製法で、店名の「ブランケット」も同製法にちなんで名付けた。生地は、モチモチ、しっとり、フワフワの食感のバランスにこだわって仕上げる。
店舗面積は約15坪。店内は、白を基調に白木材を使ったナチュラルな空間にデザイン。テイクアウト専門店として展開する。
メニューは定番10種類に加え、期間限定品を2~3種類用意する。製造数に限りがあるため、1日300個のみ販売する。「クラシック・グレース」(290円)は砂糖のみで味付けしたシンプルなドーナツ。このほか、「ストロベリー」「キャラメルソルト」(各360円)、生地にクリームを入れた「カスタード」「抹茶カスタード」(各380円)などをそろえる。期間限定商品として現在、「ピーナツバター」(360円)や「黒ごま」(340円)も販売している。
オープン以降、週末には開店前から行列ができ、連日完売が続く盛況ぶりを見せている。加茂さんは「こだわりの生地を味わってほしい。性別や世代を問わず、多くの人に楽しんでもらえるドーナツを目指している」と話す。
営業時間は11時~18時。月曜定休。