府中で「エアギター東京大会」 日本代表者はフィンランド世界大会へ

  • 2025年5月2日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 エアギターの日本代表を目指す「日本エアギター選手権2025東京大会」が5月10日、府中市中央文化センターひばりホール(府中市府中町2)で開催される。(調布経済新聞)

 「日本エアギター選手権2023東京大会」の様子 ©日本エアギター協会

 エアギターは音楽に合わせて「見えないギター」を演奏するパフォーマンス。1996(平成8)年にフィンランドで行われた「オウル・ミュージック・ビデオ・フェスティバル」で初めて世界選手権が開催された。日本人の参加は2004(平成16)年からで、優勝して話題になることも多い。

 日本選手権は2005(平成17)年から開催され、決勝大会の優勝者は日本代表として世界選手権に出場できる。併せて、副賞の「フィンランド往復航空券と宿泊費」も贈呈。主催の日本エアギター協会は放送作家でタレントのかながわIQさんが同年に設立し、今年で20周年を迎える。エアギター世界選手権に加盟している国内唯一の団体で、「日本におけるエアギター文化の発信」「エアギターを通じての国際交流」「エアギターの技術向上」を目指している。

 日本選手権はコロナ禍により2020年から3年間行えず、昨年も「渡航費の捻出の難しさから断腸の思いで中止した」という。今回はファン待望の開催で、大きな盛り上がりが期待される。地方大会は5月に名古屋・東京・大阪で行い、6月14日に「敗者復活大会」と「決勝大会」を鹿児島で開催。世界選手権は8月22日、フィンランドのオウルで開かれる。

 東京大会のMCはアーティストのDaisy×Daisy(デイジーデイジー)さん、審査員は協会長のかながわIQさん、協会幹事の宮城マリオさん、過去3回世界チャンピオンになった名倉七海さん、W Design(ダブリューデザイン)の渡邊将志さん、府中市議会議員のおぎの雄太郎さんが務める。エントリーした11人から上位成績者が決勝大会に進め、それ以外のパフォーマーは他の地方大会や敗者復活大会に参加できる。かながわIQさんは「出演者は最高のパフォーマンスを披露するので、一緒に会場を盛り上げながら楽しんでいただければ」と来場を呼びかける。

 19時開演。観覧料は500円。

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