「足立の花火」が5月31日、今年も荒川河川敷で開催される。主催は足立区観光交流協会と足立区。(北千住経済新聞)
東京の花火大会のトップを飾る同大会。例年は7月に開催していたが、昨年開催予定だった「第 46 回足立の花火」が突然の雷雨の接近により 開始 25 分前に中止に。「猛暑による熱中症や中止リスクが最も低い 5 月末に開催日程を変更することに決めた」という。
日光街道最初の宿場として栄えた千住宿は今年で開宿400年を迎える。それを記念し、例年は1万3000発を60分間ノンストップで全発を打ち上げ切るが、今年は「千住」にちなみ1010(せんじゅ)発を追加する。
第1幕の「先駆の夏」では、初夏を感じさせる曲に合わせ鮮やかな青色の花火でスタート。第2幕は「千住宿400年」。千住宿開宿400年記念ロゴを模した仕掛け花火が登場する。第3幕「繁栄の大河」では、足立の歴史を見守ってきた荒川を全長250メートルの「ダブルナイアガラ」で表現。時間差で色が変化する花火と共にレーザーが迫力を添える。第4幕は「煌(きら)めく星空」。レーザービームと新作イルミネーション花火を使った演出を用意。クライマックスの第5幕は「未来への飛翔」。恒例の「黄金のしだれ桜」などの花火を「威風堂々」に合わせて「例年より超高密度に打ち上げる」という。
区は前日からの場所取りや会場内の喫煙禁止に加え、花火終了後の分散退場の協力を呼びかける。
開催時間は19時20分~20時20分。荒天時は中止。