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Vol.14 キャンプ用品を選ぶ

  • 2006年6月1日

 さあ、今年の夏こそ、キャンプをはじめよう。 道具をそろえなくっちゃ。どこへ買いに行こうか。えー、テントってこんなに種類があるの? キャンプをはじめようと思うとき、意外にもその壁は「道具」だったりします。

 実際にキャンプをはじめるとき、何を持っていって、何を買っていけばよいのでしょうか。

テント 夏のキャンプ場

テント・・・
最近はドームテントといっても、いろいろなカタチがあります。選ぶのは一苦労。

夏のキャンプ場・・・
テントやタープ(日よけ)、いろいろなものが見られますね。

キャンプに行くときの持ち物リスト(レジャーキャンプ用)
内容 用途ほか チェック欄
テント レンタルするなら必要ありません  
寝袋(人数分) レンタルするなら必要ありません  
テントマット テントの床に敷きます  
いす あると便利  
テーブル あると便利  
タープテント あると便利(日よけ・雨よけ)  
食料    
クーラーボックス    
ウォータージャグ あると便利  
ライター    
カセットコンロ あると便利  
食器(人数分) できるだけ使い捨てでない物を  
カップ(人数分) できるだけ使い捨てでない物を  
救急用品    
体温計    
保険証    
ナイフ・包丁    
懐中電灯    
ランタン あると便利  
軍手または革手袋    
タオル    
ガムテープ あると便利  
ロープ あると便利  
食器洗い用液体石けん    
クレンザー    
スポンジ    
金タワシ    
ゴミ袋用ビニール    
ラジオもしくは携帯テレビ あると便利(天気予報用)  
トイレットペーパー    

 最近のキャンプ場は、レンタルが充実してきています。「手ぶらでキャンプ」というのを売りにしているところもあります。はじめは、テントじゃなくてもロッジやバンガローでも良いじゃないですか。「はじめて」の時にいきなり難しいことをしようと思うと失敗してしまい、「もうキャンプはこりごり」とか、事故やケガにつながることだってあるのです。

 まずは、「やってみること」。  テントは、レンタルで。  ガスバーナーは、おうちのカセットコンロを持っていって、調理器具や食器、寝具はふだん使っているものを持っていけば良いのです。  キャンプ場は、住んでいるところより寒いところが多いですから、寒さ対策も忘れずに(真夏でも)。救急箱も持っていきましょうね(まめ知識vol.4参照)。  何度か体験していくうちに、本当に欲しいものがわかってきます。それから、キャンプ用の道具をそろえていきましょう。  初心者向けのイベントも各地で行われています。そのようなイベントに参加して「良い体験」をしてから、キャンプをはじめていくことも、長く楽しむコツかもしれません。


(2006.6.1更新)

高瀬 宏樹さん

著者プロフィール
高瀬 宏樹 (たかせひろき)
日本キャンプ協会主幹(指導者養成、普及サービス事業担当)
日本全国を飛び回って、キャンプの魅力を人々に伝えたり、指導者の養成に取り組んでいる。休日は二人の息子達をパートナーに身近な自然のなかで、ささやかなアウトドアライフを実践している。

 

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