いちばん時短な片づけ法とは?つい置いちゃうところに収納を置くこと!

  • 2025年4月21日
  • レタスクラブニュース
一番の時短片づけ法とは?つい置いちゃうところに収納を置くこと!
一番の時短片づけ法とは?つい置いちゃうところに収納を置くこと! / 撮影/三佐和隆士

ダイニングテーブルなど、よく使う場所についものを置いちゃうこと、ありますよね? 散らかしたくないけれど、そこに置いておけば使うときに便利なのも確か。それなら、つい置いちゃう場所にあえて収納をつくってみましょう! じつは、それがいちばんハードルの低い片づけ法なんです。

中山真由美さん
中山真由美さん / 撮影/三佐和隆士

教えてくれたのは …
▷中山真由美さん
整理収納アドバイザー。Ritta Stanza 代表。もともと片づけが苦手だった経験を生かした整理収納術は、一人一人の暮らしと気持ちに寄り添い、ものだけでなく、心の整理もサポートしてくれると大人気。対面&オンラインで整理収納レッスンも開催中。

『レタスクラブ』読者にアンケート!ものをつい置いちゃうのはどこ?

『レタスクラブ』読者に、ものを置きがちな場所と、その現状を聞いてみました。

ものをつい置いちゃう場所TOP3
1位 ダイニングテーブル
2位 キッチンカウンター
3位 リビングの棚の上
※ このアンケートは『レタスクラブ』読者に向けて2024年12月に831人に実施しました。

コーヒーやお菓子、インスタント麺など、たくさん買ってくるとテーブルの隅が一時的な置き場に…。(さきさん)
コーヒーやお菓子、インスタント麺など、たくさん買ってくるとテーブルの隅が一時的な置き場に…。(さきさん) / 撮影/さきさん

コーヒーやお菓子、インスタント麺など、たくさん買ってくるとテーブルの隅が一時的な置き場に…。(さきさん)

テーブルにはパソコンや子どものおもちゃ、飲んでいる途中の水筒。いすには脱いだ服やバッグなど、あとで片づけようとしてたまっちゃう…。(ぱぴぷぺぽさん)
テーブルにはパソコンや子どものおもちゃ、飲んでいる途中の水筒。いすには脱いだ服やバッグなど、あとで片づけようとしてたまっちゃう…。(ぱぴぷぺぽさん) / 撮影/ぱぴぷぺぽさん

テーブルにはパソコンや子どものおもちゃ、飲んでいる途中の水筒。いすには脱いだ服やバッグなど、あとで片づけようとしてたまっちゃう…。(ぱぴぷぺぽさん)

キッチンカウンターは常に食べかけのお菓子やインスタント食品、サプリメントなどでごちゃついています…。(ひろべえさん)
キッチンカウンターは常に食べかけのお菓子やインスタント食品、サプリメントなどでごちゃついています…。(ひろべえさん) / 撮影/ひろべえさん

キッチンカウンターは常に食べかけのお菓子やインスタント食品、サプリメントなどでごちゃついています…。(ひろべえさん)

ソファーでいつも何かしら書いたり見たりしているので、筆記用具と手帳の置き場所がずっとここに…。(こりんさん)
ソファーでいつも何かしら書いたり見たりしているので、筆記用具と手帳の置き場所がずっとここに…。(こりんさん) / 撮影/こりんさん

ソファーでいつも何かしら書いたり見たりしているので、筆記用具と手帳の置き場所がずっとここに…。(こりんさん)

ピアノの上なのに…と思いつつ、鍵やイヤホン、手袋など、いろいろ置いてしまってます。(Yokoさん)
ピアノの上なのに…と思いつつ、鍵やイヤホン、手袋など、いろいろ置いてしまってます。(Yokoさん) / 撮影/Yokoさん

ピアノの上なのに…と思いつつ、鍵やイヤホン、手袋など、いろいろ置いてしまってます。(Yokoさん)

中山さんによると、こんなところについ置いちゃうのは、手が伸ばしやすい腰より上だから! では、どうすれば「つい置き」のごちゃつきを解消できるのでしょうか?

つい置いちゃう原因と、すっきり片づく収納のキホン

読者アンケートで判明した、ものをつい置いちゃうダイニングテーブル、キッチンカウンター、リビングの棚の上。この3大スポットに共通する片づけのコツを、順を追って中山さんにレクチャーしてもらいましょう。

手順1 なぜここに置いちゃうのか、考えるところからスタート!
3大スポットは腰より上で手を伸ばしやすいのと同時に、いつも使っている場所という共通点が。「ここに置いておけばすぐに使えて便利だし、なくならないだろうと思っているはず。置いちゃいけないわけではないので、まずはそこで何をしたいのかを考えてみて」(中山さん・以下同)
1 なぜここに置いちゃうのか、考えるところからスタート!
1 なぜここに置いちゃうのか、考えるところからスタート! / 撮影/三佐和隆士


手順2 置かれているものを種類ごとにまとめる
片づけのキホンとして、最初は物量を把握することから。「例えばダイニングテーブルなら、食品や調味料、文房具や書類など、種類ごとに仕分けてまとめます。そうすることでどんなものを置きがちなのか、どんなときに使っているのかが見えてきます」
2 置かれているものを種類ごとにまとめる
2 置かれているものを種類ごとにまとめる / 撮影/三佐和隆士


手順3 使わないものは除き、置きたいものを厳選
次に、そこに絶対置いておきたいものは何かを考えます。「収納をつくるにしてもスペースは限られているので、必要なものだけを残すことが大事。ここで使わないものはしかるべき場所=実際に使う場所に移動し、不要なものは処分も検討しましょう」
3 使わないものは除き、置きたいものを厳選
3 使わないものは除き、置きたいものを厳選 / 撮影/三佐和隆士


手順4 置くものを決めたら「 枠」をつくって置く
ただ置いておくだけだと、ごちゃついて見えるし、使いたいときにすぐ見つからないことも。「置くものに合わせて、カゴやトレイなどでまとめておくスペース=『枠』を決めましょう。枠があることで置いてあってもすっきり見せられ、ものが行方不明になるのも防げます」
4 置くものを決めたら「 枠」をつくって置く
4 置くものを決めたら「 枠」をつくって置く / 撮影/三佐和隆士


* * *

仕事や家事に忙しい毎日。ダメだとわかっていても、ついつい手近な場所にものを置いて、そのままにしてしまいがちです。でも、このキホンさえ守れば大丈夫! リビングやダイニングが見違えるほどすっきりしますよ。まずはダイニングテーブルから始めてみましょう。

撮影/三佐和隆士

文=高梨奈々

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