サイト内
ウェブ

知らないと損! お米を食べたほうがやせる5つのワケ

  • 2023年10月26日
  • レタスクラブニュース


糖質制限ダイエットのブーム以来、糖質が多い食品の代表格ともいえるお米は、何かと悪者と思われがち。でも、実は全く逆。ダイエットしたいときこそ、お米をきちんと食べるべきなのです。今回は「お米先生」として人気の管理栄養士・柏原ゆきよさんに、お米を食べるとやせるワケを教えてもらいました!

▶︎教えてくれたのは
柏原ゆきよさん
管理栄養士。日本健康食育協会代表理事。10万人以上の食事サポート経験から、お米を食べる健康法やダイエット法を提唱。著書や講演会、公式サイトなどで、さまざまな情報を発信し話題に。YouTubeでは「お米先生」として人気を集めている。



【やせるワケその1】お米の糖質と砂糖の糖質は違うんです

「糖質」というと、砂糖などの「糖類」と同義に捉えがちですが、実は違います。糖質には、糖類(sugar)と、でんぷん(starch)の2つの性質があり、お米が属するのはでんぷんのほう。糖類が体内に吸収されやすく、血糖値の急上昇につながるのに比べ、でんぷんは消化に時間がかかるため、吸収もゆっくり。血糖値を急激に上げにくく、食べ方の工夫によって、むしろ安定させる効果があります。



【やせるワケその2】お米を食べないと燃える体はできません!

最近注目されている「たんぱく質をしっかりとって燃える体をつくってやせる」方法。たんぱく質は筋肉や骨など体の原料になる栄養素なので、体づくりにはなりますが、それだけでは「燃える体」はできません。体を燃やす燃料になるのが糖質。たんぱく質だけでお米を一緒に食べないと、燃料がなく、ガス欠状態になりやすくなります。になりやすくなります。その上、頑張って摂ったたんぱく質を、燃料に回されてしまう分、筋肉や骨の材料が少なくなってしまい、思った通りの身体づくりにはならないのが現実です。

【やせるワケその3】お米は大事なたんぱく源です!

お米には、炭水化物以外にも、たんぱく質、食物繊維、ビタミンなど、さまざまな栄養素が含まれています。特にたんぱく質は重要。日本人の食品群別たんぱく質摂取源の第2位は穀類なのです。ご飯を減らしておかずを中心にすると、たんぱく質不足になることも。ご飯と大豆食品を一緒に食べることで、肉レベルのたんぱく質が得られます。



【やせるワケその4】お米を食べると、間食が減らせます!

疲れてくると、欲しくなるのが甘いもの。実はこれ、体に糖質が不足しているサインなのです。糖質は体を動かすエネルギー。お米をしっかり食べていれば、不足することがありません。また、満足度が高く、腹持ちがいいため、余計な間食が欲しくなくなります。食後の甘いものがやめられない人は、お米をしっかり食べましょう。

【やせるワケその5】腸内環境を改善できます


お米のでんぷんの分子は、複数の糖が結びついた多糖類といわれる形状をしています。分子が大きいため、分子の小さい糖類に比べて消化に時間がかかりますが、分解の途中で別の役割を持つ物質に変化することも。一つはオリゴ糖になるもの。そしてもう一つは消化されずに腸に届くレジスタントスターチ。ともに腸内環境を整えるものとして注目の存在。お米を食べることは、腸活にもつながるのです。



ダイエットがうまくいかない人は、お米とのつきあい方を見直してみてもいいかもしれません。おいしく食べるダイエットを目指しましょう!

監修/柏原ゆきよ 撮影/川上朋子 スタイリング/阿部まゆこ 文/田久晶子


あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2016 KADOKAWA Corp All Rights Reserved