大学生の頃から30年体重が変わっていないという、料理研究家・管理栄養士の牧野直子さん。その秘密は、「からだをおそうじ」してくれるスープにあるんだそう!
現代女性の悩みである「脂肪」「むくみ」「だるさ」それぞれに効果的な具材を組み合わせたスープは、実にほっとする味わい。
「いろいろたまっちゃってるなぁ」というときは、スープとご飯のシンプルな食事で、からだをリセットしてみませんか。
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豚肉と小松菜のジンジャースープ
ヘルシーなヒレ肉を、からだを温めるしょうがとともに
1人分 85kcal/塩分 0.4g
■材料(2人分)
小松菜…100g
しょうが…1かけ
豚ヒレ肉…100g
オリーブ油…小さじ1
水…2カップ
洋風スープの素(顆粒)…小さじ1/2
こしょう…少々
■作り方
1.小松菜は4cm長さに切る。しょうが少量を仕上げ用に細く切り、針しょうがを作る。残りはみじん切りにする。豚肉は細切りにする。
2.鍋にオリーブ油を中火で熱し、豚肉、小松菜、みじん切りのしょうがをさっと炒める。
3.水、洋風スープの素を加え、ひと煮立ちしたら、こしょうをふる。器に盛り、針しょうがをのせる。
■おそうじポイント
脂身の少ない豚ヒレ肉は、ビタミンB1がほかの部位に比べて豊富。鉄を多く含む小松菜にからだを温めるしょうがを加えれば、元気の出るぽかぽかスープに。
作=牧野直子
【著者プロフィール】
牧野直子
管理栄養士、料理研究家、ダイエットコーディネイター。有限会社スタジオ食う代表。「より健康になるための食生活や栄養の情報提供」「家族みんなが楽しめる、体にやさしい、簡単でおいしいレシピの提案」をモットーに、雑誌、テレビなどのメディア出演、料理教室や食品メーカーの商品開発など幅広く活動中。20代の頃から30年以上変わらぬ体重をキープしている。
※本記事は牧野直子著の書籍『管理栄養士が考えた からだおそうじスープ』から一部抜粋・編集しました。