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しめ飾りを飾るのがNGの日はいつ?【年末年始、これだけは知っておきたい】

  • 2022年12月26日
  • レタスクラブニュース


今年も残すところあとわずかですね。
年始年末は大掃除、飾りつけなど昔ながらの習慣がたくさんありますが、何のためにするのかがあやふや、また今どこまで守るべきなのか…という方は多いのではないでしょうか。
そこで、「現代礼法研究所」主宰の岩下宣子先生に、縁起よく新年を迎えるための年末年始のしきたりとその意味を改めて教えてもらいました!




しめ飾りは聖域のサイン。大掃除前に飾るのはタブー!



「一連のお正月行事には、”年神様を手厚くもてなす”という意味があります。その意味を理解して、新年の幸せと健康を運んでくださる年神様をお迎えしましょう」(岩下先生)

お正月飾りと言えば、「しめ飾り(しめ縄)」「門松」「鏡餅」が一般的ですが、それぞれに意味と役割があります。
しめ飾りは、”神聖な場所”を表す印なので、必ず大掃除が終わってから飾りましょう。

いつ飾るかも重要で、9が付く日は「九松=苦が待つ」、特に29日は「二重苦」で縁起が悪いとされています。また、旧暦の月末にあたる30日と大晦日の31日は「一夜飾り」と言われ、一夜にして準備が整う葬儀に通ずるため、年神様の失礼にあたるので避けること。

これから飾る場合は、門松や鏡餅も含めて12月26~28日の間、それが難しい場合は30日に飾りましょう。



教えてくれたのは
岩下宣子先生
「現代礼法研究所」主宰。NPOマナー教育サポート協会理事・相談役。30歳からマナーの勉強を始め、全日本作法会の故・内田宗輝氏、小笠原流・故小笠原清信氏のもとでマナーや作法を学ぶ。現在はマナーデザイナーとして、企業、学校、公共団体などで指導や研修、講演会を行う。『日本人なら知っておきたいしきたり大全』(講談社)、『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』(中経の文庫)など著書多数。近著に『相手のことを思いやるちょっとした心くばり』(三笠書房)。


取材・文=田辺千菊(Choki!) イラスト=きたがわなつみ


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