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年賀状の代わりにSNSでもOK?令和版、お正月の新常識を知っておこう

  • 2022年12月26日
  • レタスクラブニュース


何かと忙しい年末年始。お正月の準備を完璧にこなす時間はなかなかとれません。ならば、どこまでちゃんと風習を守るべき? 最低限やったほうがいいことって何だろう? と疑問を持っている人は、きっと多いはず。年賀状に関しては、毎年準備して送るのが負担になっていたり、メールやSNSでの挨拶が主流で必要ないかも?と感じていたりして、“年賀状じまい”をしてもいいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで、令和の時代に合った、無理がなくて心も満たされる、年末年始の風習新ジョーシキを教わりました!

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▶︎教えてくれたのは
岩下宣子さん
「現代礼法研究所」主宰。30歳からマナーの勉強を始めたことで、相手を思う余裕が生まれ、かえって自由な気持ちになったそう。その経験を生かし、企業や学校などでの研修、講演でマナーの楽しさを伝えている。

今の暮らしに合わせて、自分で年末年始のルールづくりを!

「お正月は先祖=年神様を家に迎えて、ことしも家族が平和に暮らせますようにと願う日でした」と岩下さん。「鏡餅は豊作を象徴する米で餅を作った、年神様への供物。餅を食べることで神様の力を取り込むなど、一つ一つに込められた意味があります。その意味を理解して、感謝の気持ちを忘れなければ、風習やルールは各家庭でアレンジしていいのです。忙しさや状況に合わせて、無理せず楽しむことが一番。家族で楽しい年末年始の思い出をつくってください」

【編集部より】年中行事は、無理せず生活にメリハリをつけて楽しめればOK!
お正月をはじめ、昔から行われてきた年中行事は、必ずしもやらなければいけないものではありません。面倒くさい、負担になってしまうと感じるのではあれば、やらなくてもOKくらいの心構えでいいのです。とはいえ、コロナ禍で感じた人も多いと思いますが、行事やイベントなどの区切りがないと生活にメリハリが出ないのも事実。正月は、今年も頑張ろうと気合を入れるのに最適!最低限必要なことだけ押さえて、楽しむという気持ちを大切に行いたいですね。

令和版・年賀状のオキテ



何のためにするの?
お世話になった人への感謝を伝え、新年のあいさつ代わりに出し合うもの。送る場合は三が日、せめて松の内(地域によって異なるが一般的には1月7日まで)に届くように。

令和はこれでもOK!
年賀状でもSNSでも気持ちが伝わればツールは何でもいい
忙しくて年賀状を用意するのがたいへんな人は、「ことし限りで年賀状のごあいさつは失礼させていただきます」などと書くのがスマート。また、最近は日本郵便の「スマートねんが」など、SNSを使ったサービスも充実していて、年賀ハガキと同じ感覚で使えます。

【編集部より】形式にとらわれず、気持ちを伝えることが大切!
年賀状を作らなきゃと思いながら、結局お正月に間に合わなくて送れなかった…という経験がある人もいるのでは?もっとも避けたいのが、大切な人たちに新年のあいさつを何もしないこと!大切なのは年賀状を送ることではなく、気持ちを伝えることなのです。そのため、ハガキという形にとらわれず、SNSやメールであいさつをするのもいいですね。



これだけはNGです!
いただいた年賀状に返事をしないのはダメ
年賀状を出さない人も増えていますが、出していない相手からの年賀状を無視するのはダメ。すぐに年賀状を返すか、メールやSNSなどで、お礼を伝えて。

【編集部より】「年賀状じまい」をしていても返事を!
返事をする際も、必ずしも年賀状でなくてOK。SNSやメールでもいいので、年賀状をいただいて嬉しかったことを伝えましょう。スルーだけはNGです!

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あれもこれもやらなくちゃ!と義務感で頑張るよりも、マナーや常識は押さえた上で、できることをできる範囲で、楽しみながらするほうがGOOD。上手に年末年始を乗り越えましょう!

編集協力/田中理恵 編集部コメント取材/松田支信

【レタスクラブ編集部】

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