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忘年会やクリスマスに使える! 「お安い肉」でコスパ抜群のおもてなし

  • 2022年11月30日
  • レタスクラブニュース



早いもので、今年もあと1ヶ月ほど。忘年会やクリスマスパーティーをおうちで計画している人も多いのではないでしょうか。年末くらいは奮発してもいいかな~という思いはあっても、昨今の相次ぐ値上げのことを考えると、節約できるところはしておきたい…というのが正直なところですよね。

そこで今回ご紹介するのは、スーパーで手に入るお値打ち価格のお肉を使って作れる本格派の肉料理。手頃な素材をおいしく仕上げるコツを料理家の市瀬悦子さんが教えてくれました。レストランのようなプロの盛りつけもぜひ参考に!

皮パリローストチキン

【材料・2人分】
とりもも骨つき肉…2本(約600g)、下味(塩…小さじ2/3、粗びき黒こしょう…少々)、おろしにんにく…1/3片分、ベビーリーフ…適量、ミニトマト(縦4等分に切る)…適量、オリーブ油

【作り方】
1.とり肉は身の面から骨に沿って、皮目ギリギリまで両側に深く切り目を入れる。下味を両面にすり込み、にんにくは身の面にすり込む。バットに入れてラップをかけ、室温に約30分置く。

2.フライパンにオリーブ油小さじ1をペーパータオルで塗り広げる。肉の皮を伸ばし広げ、皮目を下にして並べる。弱めの中火にかけ、時々トングで押さえ、出てきた脂を拭きながら約12分焼く。

3.肉の上下を返して弱火にし、ふたをして約5分蒸し焼きにする。ふたを取り、出てきた脂を拭いて、再び肉の上下を返して強めの中火にし、再び皮がパリッとするまで約3分焼く。器に盛ってベビーリーフを添え、ミニトマトを散らす。
(1人分401kcal、塩分2.5g レシピ考案/市瀬悦子 栄養計算/スタジオ食)

クリスマスに欠かせない骨つきのとり肉を、いつものフライパンで皮パリ&ジューシーに仕上げるならこのレシピ。骨に沿って切り込みをしっかりと入れておくこと(火が通りやすくなり、身離れもよくなる)、皮目を焼くときは冷たいフライパンに入れて、出てきた脂を拭き取りながら焼くこと(皮がパリッと仕上がって臭みも取れる)を守って作ってみてください。器は大皿をチョイスして、2本重ねて豪快に盛りつけて!




お安い肉を使ったごちそうおかずは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。




しっとりローストビーフ

牛ももかたまり肉を使ったローストビーフは下準備が重要。事前にお肉全体に砂糖・塩・粗びき黒こしょうをすりこんでラップで包み、冷蔵or冷凍保存をしておくとしっとり食感に仕上がります。当日は室温に戻した肉の表面をフライパンで30秒ずつ焼いたら、あとはオーブンにお任せ! 140℃のオーブンで約25分(肉400g、厚さ4cmの場合)焼き、熱いうちにアルミホイルで包んで予熱で火を通します。余った肉汁はフライパンに入れて、しょうゆ・はちみつ・砂糖とともに煮詰めてグレービーソースに。マッシュポテトやブロッコリーを添えれば見た目も華やかです。

※グレービーソースは、はちみつが入っているので1歳未満のお子さんには食べさせないでください。



大人ミートローフ&キッズミートローフ

ミートローフは難しそうなイメージですが、合いびき肉や具材を型に詰めてオーブンで焼くだけと意外と簡単。大人用と子ども用で具材を変えると楽しいですよ。肉だね(合いびき肉・溶き卵・玉ねぎ・食パン・塩・こしょう)は、粘りが出るまで混ぜるだけ。大人用はこの肉だねに黒オリーブ・くるみ・カリフラワー・にんじんを混ぜて、子ども用は肉だね→うずらの卵→肉だね→にんじん・いんげんを交互に型に詰めていきます。断面が見えるように盛りつければ、色鮮やかな食卓に!





カリザクBIGチキンカツ

節約おかずの代表選手・とりむね肉でもボリューム満点のごちそうおかずは作れます! とりむね肉は厚みを半分にカットしてたたいて薄くのばし、水溶き小麦粉とチーズパン粉(パン粉・粉チーズ・パセリ)をまぶしてオリーブ油を熱したフライパンで両面こんがりと揚げ焼きにします。器に盛ったら、フレッシュトマトソース(トマト・紫玉ねぎ・オリーブ油・塩)をたっぷりとかけて。パン粉の材料はポリ袋の上からよくもみ込んで細かくしておくと、少ない油でカリッと仕上がりますよ。



豚肉のジューシーポットロースト

豚のかたまり肉は、厚手の鍋に入れてほったらかしておくだけで絶品肉料理に。つけ合わせも一緒に蒸し焼きにすれば時短が叶い、肉もジューシーに仕上がります。厚手の鍋にじゃがいも、豚肩ロースかたまり肉(ポリ袋に入れて塩・こしょうをすりこんで冷蔵庫で8時間以上置き、表面を焼きつけておく)、白ワイン、ローズマリーを加えて煮立たせ、ふたをして約40分蒸し煮にします。続いてりんごを加え、5分ほど蒸し煮に。肉に竹串を刺して、透明の肉汁が出てきたらできあがりのサインです。



完成したばかりの熱々の肉料理は、ぜひテーブルの上で切り分けて。こうばしい香りやジューシーさが伝わり、きっと歓声があがりますよ! 

文=齋藤久美子(栄養士)

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