朝晩だいぶ過ごしやすくなり、秋の気配を感じますね。晩ごはんにも早速秋の味覚を取り入れて、季節を先取りしてみるのはいかがでしょうか。今回ご紹介するのは、下ごしらえがいらない手間なしきのこご飯。具材をのせて炊くだけの炊き込みご飯や温かいご飯に混ぜるだけの混ぜご飯なら、手軽に秋の気分を楽しめますよ♪
じゃことまいたけ、ごぼうの炊き込みご飯
【材料・2人分】
ちりめんじゃこ…20g、まいたけ…1パック(約100g)、ごぼう…大1/2本(約120g)、米…1合、バター…5g、しょうゆ…大さじ１と1/3、みりん、酒…各大さじ1
【作り方】
1.米は洗ってざるに上げる。まいたけはほぐし、ごぼうは斜め薄切りにする。
2.炊飯器の内釜に米を入れ、しょうゆ大さじ１と1/3、みりん、酒各大さじ1を加え、1合の目盛りまで水を注いでざっと混ぜる。まいたけ、ごぼう、ちりめんじゃこ、バターをのせ、普通に炊く。
（1人分370kcal、塩分2.4g レシピ考案／ほりえさちこ 栄養計算／スタジオ食）
米と具材をセットしたら、あとは炊飯器におまかせ！ 5分ほどの準備で、きのこが香る炊き込みご飯が完成する簡単レシピです。ちりめんじゃことバターの風味が、きのこの旨みを引き立ててくれます。
簡単きのこご飯は他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
鮭としめじの炊き込みご飯
炊飯器に米をセットしてしょうゆを軽く混ぜたら、鮭、しょうが、しめじをのせて普通に炊いて。鮭は皮つきのまま入れて、炊きあがったら皮と骨を除いて。旨みたっぷりの食材を使えば、しょうゆだけでもおいしい炊き込みご飯に仕上がります。
豚としょうがの炊き込みご飯
豚こま肉としめじの香りがお米1粒1粒にしみ込んだ絶品炊き込みご飯。炊飯器に米と調味料（だし汁、酒、しょうゆ、塩）を入れて、豚こま肉、しめじ、しょうがをまんべんなくのせてスイッチオン。
きのことごぼうの混ぜご飯
お米を炊く時間がない時は、混ぜご飯が便利。こちらはバターじょうゆで炒めたエリンギとごぼうを、温かいごはんに混ぜるだけのお手軽な一皿です。
しめじとねぎの混ぜご飯
耐熱ボウルにしめじ、粗みじんにした長ねぎ、削りがつお、しょうゆを入れてレンジへ。加熱後に温かいご飯、白いりごま、ごま油を混ぜれば、風味豊かな味わいに。
旬の食材を盛り込んだ季節感あふれる食卓は、それだけで気分が上がるもの。いろいろなきのこをミックスして作るのもおいしいですよ。
文＝齋藤久美子（栄養士）
