猫ちゃんと暮らす方なら一度は体験したことがあるかもしれません。たまにバッタやネズミなどをつかまえて目の前にポトっと落としてくれるハンター猫、ニャンターがいますよね?
一説によると、あれは猫ちゃんが「飼い主がお腹を減らしているのでは」と心配して、「ご飯」を持ってきてくれているそうですよ。
発見した時にはギョッとしてしまいますが、これも猫様の寛大な優しさなんですよね。
そら@ネコ垢さんのツイートに出てくるキジネコのチルさんも、100%の思いやりでこっそりとお弁当を用意してくれたようです。
しかも用意したのは、丸ごと一匹のサバ! でも安心してください、こちらは生魚ではなく蹴りぐるみなんですって。それにしても、自分のお気に入りを丸ごと入れてくれるなんて太っ腹な優しさです。
チルさんがバッグにサバを入れてくれるようになったのは、生後5ヶ月くらいから。サバのおもちゃで遊ぶようになった当初から、たまーにバッグに入っていたそうです。サバは大きいのでさすがに気づいて取り出していたそうですが、小さいおもちゃが入っていることもあり、会社にそのまま持っていくことも。
TL上にも「お腹が空いたら食べなよってこと?」「明日のお昼ご飯ですね」といったコメントが次々に寄せられていました。
ちなみに、飼い主のそら@ネコ垢さんはチルさんのキュートないたずらをどう感じているのでしょうか?
「本音は遊びたくて入れているのかなと思いますが、お弁当を持たせたとか、お気に入りを持たせてくれたという理由だったら最高ですね」
たしかに自分が好きなものを好きな人と共有したい、そんな気持ちを向けられたら人でも猫でも嬉しいものです。もしかしたら、お弁当ではなくて、ラブレターのつもりなのかもしれませんね。
現在は、チルさんをはじめ4匹の猫ちゃんと穏やかに暮らしているというそら@ネコ垢さん。まさに猫パラダイスな暮らしをユーモラスに切り取ったツイートでは、サバと遊ぶシーンのほかにも、いろんなショットが披露されていますよ。
文=大内理加