新年度の始まりは不慣れなことや緊張が続き、知らず知らずのうちに疲れがたまってしまうもの。この週末はふんわり甘いフレンチトーストで、疲れをリセットしませんか? 市販の食パンを使ってジューシーに仕上げるコツは、卵液にじっくりと浸すこと。夜寝る前に仕込んでおけば、翌朝極上のしっとり食感が楽しめます。
フレンチトースト
【材料・2人分】
卵…2個、砂糖…大さじ2、牛乳…1カップ、食パン…4枚切り2枚、オリーブ油…小さじ1
【作り方】
1.卵を溶きほぐし、牛乳、砂糖を加え混ぜる。
2.食パンを半分に切って保存用密閉袋に入れ、卵液を流し入れ冷蔵室で一晩(6時間以上)漬ける。
3.フライパンにオリーブ油を中火で熱し、パンを並べてふたをしてこんがりと焼き色がつくまで両面を焼く。
4.器に盛り、好みでバターをのせ、メープルシロップをかける。
(調理/ツレヅレハナコ 栄養計算/スタジオ食)
一晩漬けて卵液をたっぷり含んだ食パンは、ふわっふわ! リッチな食卓に、朝から幸せな気分に包まれそうです。食パンを漬け込む際は、保存袋を使うのがおすすめ。袋の空気を抜くとパンが卵液にまんべんなく浸かり、ムラなくしみ込ませることができます。
フレンチトーストは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
一口ふわふわフレンチトースト
一口サイズを重ねて盛り合わせ、チョコレートシロップをたっぷりかけて。しっとりふわふわの食感を楽しむなら、卵液に最低3時間は浸しておきたいところです。
ハムとチーズのフレンチトースト
ハムとチーズの塩気が、ほんのり甘いフレンチトーストにマッチ。卵液にさっと浸すだけでもおいしい一品です。
カフェオレ風味のフレンチトースト
インスタントコーヒーを混ぜた卵液にじっくりと漬け込んで。焼き色がつくまで焼いたら、熱々を器に盛りつけ、バニラアイスをのせてどうぞ。
香港風フレンチトースト
香港では、ピーナッツバターをサンドするのが主流。一度食すとハマってしまう禁断の味わいです。
卵液に浸す、ほったらかす、フライパンで焼く、の3工程で手軽にホテルライクな朝食が楽しめるフレンチトースト。リッチな味わいに、疲れもすっと消えていきそうです♪
文=齋藤久美子(栄養士)