なにかと慌ただしい年度はじめは、食事作りの時間もないほど忙しい日や、気疲れして料理を作る気分じゃない日もきっとあるはず。そんな時のために冷蔵庫に「作り置き」をしておくと、後々自分がラクできるかもしれません。「何を作り置いておけばいいかわからない…」という初心者さんは、とりあえずこの5品を参考にしてみて!
豚こまのしぐれ煮
【材料・作りやすい分量・約450g】
豚こま切れ肉…400g、しょうが汁…大さじ1、サラダ油、砂糖、酒、みりん、しょうゆ
【作り方】
1.豚肉は1cm幅に切る。
2.鍋に油大さじ1/2を熱して1を炒める。肉の色が変わったら砂糖大さじ1、酒、みりん各大さじ3、水大さじ2、しょうゆ大さじ3を順に加えて煮る。約5分煮たらしょうが汁を加えてさっと煮る。
(1254kcal、塩分8.2g 調理/瀬戸口しおり 栄養計算/スタジオ食)
※乾いた清潔な保存容器に入れ、冷ましてから冷蔵庫へ。清潔な箸で取り分けるようにしましょう。
豚こま切れ肉の大量パックを買ってきて、しょうがをきかせた煮汁でさっと炒め煮に。冷蔵庫で3~4日保存できるので、休日に作っておけばお疲れモードの平日に大いに活躍してくれます。ご飯のおともはもちろん、丼やうどん、卵とじ、チャーハンの具材…といろいろアレンジできそうですよ。
作り置きのおかずは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
とりみそつくね
ねぎたっぷりのとりつくねに甘辛いたれを煮からめた定番おかず。みそは肉だねによく練り込んで、味に深みを出して。
切り干し大根とちくわのレンジ煮
忙しい日は煮ものもレンジで作りましょう。塩昆布とみりんでやさしい味わいに仕上げます。レンチン後にごま油を混ぜ合わせると香り豊かに。
水菜の速攻おひたし
さっとゆがいた水菜を、合わせ調味料(だし汁、砂糖、しょうゆ、塩)にひたすだけ。水菜はゆでた後にたっぷりの冷水にとり、シャキシャキ感をキープして。
ミックスビーンズとひじきのサラダ
ストック食材を駆使した栄養満点な一品。ミックスビーンズ、ツナ缶、ひじき、玉ねぎを、たれ(めんつゆ、マヨネーズ、オリーブ油)であえれば完成です。
今回紹介したおかずは冷蔵庫で3~5日ほど保存が可能。作り置きをする時は、乾いた清潔な保存容器に入れ、冷ましてから冷蔵庫へ。清潔な箸で取り分けるようにしましょう。
文=齋藤久美子(栄養士)