ほかの調味料に比べると、出番の少ないみそ。「みそ汁」「みそ煮」「みそ炒め」など、どうしてもみそが主役のおかずになりがちですが、実は意外なところで大活躍するんです!
「みその意外な使い方」今回は、から揚げの下味や刺し身のつけだれなど、定番のおかずにみそを上手に取り入れる方法をご紹介します。
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▶︎教えてくれたのは
みないきぬこさん
料理研究家。雑誌や広告など多方面で活躍し、女子栄養大学で講師も務める。おしゃれでいて親しみやすい料理が得意。
「みそは塩けがまろやかだから、実はみそ汁以外にも活用度大! 良質なたんぱく質が豊富な大豆が主原料で栄養価が高く、発酵による健康効果が期待できるのも魅力です」
から揚げの下味にもみそ!
さめてもやわらかいからお弁当にもうってつけ!
とりももから揚げ用肉300gに、みそ、酒各大さじ1、おろしにんにく、おろししょうが各小さじ1/2、しょうゆ、みりん各小さじ1をもみ込んで。小麦粉、片栗粉各大さじ2~3を混ぜたころもをまぶして揚げると、ジューシーな肉汁とともに、みそのやさしい塩けが広がって最高!
ミートソースの仕上げに
みそをほんの少し加えると、深〜いコクが出るんです
2〜3人分にみそ小さじ1が目安。ほかにもカレーや洋風煮込みなどにおすすめ!
刺し身にもつけてみて!
まろやかな塩けが刺し身のおいしさをぐっと引き立てます
みそとサラダ油、酢を下記の比率で混ぜるだけ。かんぱち、まぐろなど、うまみが濃い魚にどうぞ。
ポン酢と混ぜて鍋のたれに
いろいろな料理に応用できる風味豊かな濃厚だれ
ポン酢じょうゆにみそ、ごま油を下記の比率で混ぜるだけで、何ともあとを引く万能だれが完成! 鍋にはもちろん、サラダのドレッシングにしても。
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みそが使えるシーンがこんなにあるなんて! いつものおかずをちょっぴり格上げするために、ぜひみそをご活用くださいね。
調理/みないきぬこ 撮影/飯貝拓司 スタイリング/浜田恵子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt
【レタスクラブ編集部】