スーパーで特売のとり肉を見つけたら、多めに買って作り置きレシピを活用してみて。時間があるときにたっぷり作って冷蔵庫に入れておくと、本当に忙しい日に重宝しますよ! 今回は冷めてもおいしいとり肉の作り置きおかずをご紹介します。
とりささ身の塩だれマリネ
【材料・3〜4人分・約740g分】
とりささ身…8本、赤パプリカ…1個、ゆでたけのこ…大1個(約200g)、マリネ液(長ねぎのみじん切り…1本分、赤とうがらしの小口切り…1/2本分、ごま油…大さじ2、酒・水…各大さじ1、塩…小さじ1)、片栗粉、サラダ油
【作り方】
1.小鍋にマリネ液の酒、水を入れて火にかけ、ひと煮立ちさせてアルコール分をとばす。マリネ液の残りの材料を加えて混ぜ合わせてバットに入れる。
2.パプリカは縦半分に切って縦1cm幅に切る。たけのこは縦半分に切って、縦5等分のくし形切りにする。ささ身は一口大に切り、たけのことともに片栗粉を薄くまぶす。
3.フライパンに油を約2cm深さまで入れて高温(約180℃)に熱し、パプリカを入れて少ししんなりするまで揚げる。取り出して油をきり、1に加える。
4.続けてフライパンにささ身とたけのこを入れ、きつね色になるまで1分30秒〜2分揚げ、取り出して油をきる。熱いうちに3に加えてざっと混ぜ合わせ、10分以上おく。
(1人分277kcal、塩分1.0g 調理/ワタナベマキ 栄養計算/スタジオ食)
※作り置きおかずを作る際は、材料の分量や加熱時間を必ず守ってください
高タンパクで脂肪分が少ないささみを使った作りおき。揚げ焼きにして長ねぎたっぷりのマリネ液につけておけば、冷蔵庫で3日間ほど保存できます。保存する際は乾いた清潔な保存容器に入れ、さましてから冷蔵室へ。清潔な箸で取り分けて。
とり肉の作り置きは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
青のりから揚げ
パサつきやすいとりむね肉は、砂糖をもみこんでしっとり食感をキープ。青のりが風味豊かなから揚げは、お弁当にもぴったりです。
手羽先ときのこの韓国風マリネ
ジューシーな手羽先は、きのこと一緒にこんがり焼いてマリネ液に漬け込んで。ピリッと辛いコチュジャンがあと引くおいしさです。
とりハム
使うのはとりむね肉、砂糖、塩の3つ。とり肉に砂糖と塩をもみこんだらラップで棒状に包み、冷蔵庫で一晩休ませます。ラップをはずして5分ほどゆでたら火を止めて、冷めるまでそのままほったらかし。極上のしっとり食感に感激するはず!
塩ゆでどり
とりもも肉を玉ねぎと一緒に塩ゆでするだけの10分レシピ。汁ごと保存容器に入れて、冷蔵庫で3~4日保存できます。そのままはもちろん、好みのソースをかけても。
作り置きおかずは、乾いた清潔な保存容器に入れ、さましてから冷蔵室へ。清潔な箸で取り分けて。マスキングテープなどに作った日付を書いて貼っておくと管理しやすいですよ。
※作り置きおかずを作る際は、材料の分量や加熱時間を必ず守ってください
文=齋藤久美子(栄養士)