スーパーで特売になっているお肉を見ると、
「今日は使わないけど、いちおう買っとこうかな。」とつい手をのばしてしまうこと、ありますよね。
でもその衝動買いって、ほんとにお得?
実は食費節約のカギをにぎるのは、冷蔵庫収納なのだそう!
6年間で1000万円!貯めたカリスマ時短節約家のくぅちゃんに、食費のムダを賢く省く冷蔵庫収納のコツを教えてもらいました。
食費が5000円減る冷蔵庫収納のコツ、わかっちゃいます♪
Q「安くなっている食材を見ると、『お得!?』と思ってつい買っちゃうんですが…。」
■「買わないのがいちばんお得です(笑)。」
「『お得!』とそのときの衝動で買ったものって、結局使わないことも多々。
『買わなきゃ損!』じゃなくて、必要ないものを買うことが損。
安いものでもちょくちょく買ってると年間で数万円単位の出費になるので、買わないのがいちばん損しません。」
くぅちゃん/大人気時短節約家。
夫、中1、小4の2人の息子の4人家族。
ことし3月末に看護師の仕事を退職。
現在はブログ、インスタグラムなどで「時短節約家」として活動。テレビや雑誌に登場多数。
インスタグラム(@megum.nakano)はフォロワー数10万超。
Blog: ワーキングママくぅちゃんの時短節約術
7月に初の著書『節約主婦の今すぐ真似できる1000万円貯蓄』(小社刊)が発売に。
Q「食費で削らなかったものは?」
■「夫婦でお酒が好きなので、好きなものは急には減らしませんでした。」
「ビール→第3のビール→缶チューハイ→自分で割る瓶の蒸留酒へなど、試しながら「意外と大丈夫だね」となったら割安なものに移行しました。
最近はコスパ優秀な業務用4Lウイスキーを愛飲!(笑)」(くぅちゃん)
くぅちゃんの食費節約ルール「見渡せる冷蔵庫収納」で食品ロスも解消!
庫内全体が見渡せるように食品を入れるのが、冷蔵庫収納のコツです。
食費が5000円減ります!
くぅちゃんのおうちの冷蔵室は?
1▷手も目も届きにくい上段には賞味期限が比較的長いものや、息子たちに見つけられたくないお菓子などを。
2▷チューブ入り薬味はドアポケットにクリップで留めます。
ストックのあるものには目印をつけてダブり買いを防止。
3▷いちばん取り出しやすい中段には作りおきを。
透明の容器に入れて、横から見て何が入っているかすぐ分かるようにして食べ忘れを防止。
4▷使いかけの野菜はラップに包んでここに。
カゴに入れてまとめるより、このほうが目につきます。
卵用ケースをなくして、卵はパックごとIN。
みそは冷凍室にいれています!
1▷みそは冷凍室に入れると発酵が止まっておいしさがキープできます。
凍ることはありません。
2▷刻んで保存袋に入れたねぎや油揚げはカゴにまとめて、立てて入れます。
息子たちの「おなかすいた~」にすぐに応えられる野菜室
1▷もやしは袋から出し、保存容器に入れて水を張ると長もちします。
2▷息子たちの「おなかすいた~」にすぐに応えられるようお餠を常備。
撮影/松本順子(人物) 村山玄子(村山写真事務所) 協力/村越克子 取材・文/酒詰明子