サイト内
ウェブ

「ネタでいってみたいせりふをマンガから思いつくことも!」横澤夏子さんイチオシの“現実逃避できる”コミック

  • 2021年5月20日
  • レタスクラブニュース


先日ふと思い立って、スマホで久々にマンガを読んだら気分転換になってスッキリしたんです。

そこで楽しいマンガを知っていそうな芸人の方にイチオシ作品を聞いてきました!

忙しくてもイッキに読める作品を集めました!



■<1>どれも完結ずみ
■<2> 全10巻以内
■<3>電子書籍で読める

限られた時間で「現実逃避」を楽しむために、心おきなく「イッキ読み」できる、すでに完結していて、長くても全10巻までの作品を集めました。

電子書籍なら、スマホやタブレットの操作だけで、いつでもすぐ読み始められますよ!

■今回イチオシ作品を教えてくれたのは▷横澤夏子さん


1990年生まれ、新潟県出身のお笑い芸人。吉本興業所属。
身近にいる女性を観察して作った「ちょっとイラッとくる女」などで注目を集める。
「R-1ぐらんぷり」では2016年、2017年に決勝進出。
2017年に結婚し、2020年2月に第1子を出産。
今は、子どもを寝かしつけたあとの時間にマンガを読むのが楽しみ。

公式ブログ:横澤夏子オフィシャルダイアリー

Twitter:@45sawa72

Instagram:@yokosawa_natsuko




マンガは恋愛のバイブルでもあり、ネタの源でもあります



■ネタでいってみたいせりふをマンガから思いつくことも!
学生時代には、友達がすすめてくれたマンガを読んでいたという横澤さん。

「好きなマンガを思い返すと、それを貸してくれた友達が同時に浮かびます」。

好きなマンガはキュンキュン系でしたが、最近それにドロドロ系が加わりました。

「登場人物をいろいろな角度で見ていくマンガが好み。

ネタの中でいってみたいせりふのヒントをマンガからもらうこともありますし、こういうイヤな女っているよね〜と思ったら、想像してしぐさもまねしたりしてしまいます」


青春を思い出させてくれる


■「天使なんかじゃない新装再編版」矢沢あい(集英社/全5巻)
新設高校の聖学園に通う冴島翠は明るい人気者で、生徒会の副会長に選ばれます。

生徒会活動を通して描かれる学園恋愛マンガ。

「『こういう世界っていいなぁ』と思って、私も生徒会長や副会長を務めました。

今はマンガのお話が自分の思い出とすり替わってしまっていて、読み返すと青春時代を思い出しますね。

作品に憧れるあまり、自分が生徒会長のときは、好みの男子を総務委員に入れて、友達から職権乱用といわれたりしました(笑)」

(c)矢沢あい/集英社




キュンキュンが止まらない!


■「砂時計」芦原妃名子(小学館/全10巻)
親の離婚を機に母の実家がある島根に引っ越してきた主人公の杏・12歳が、同学年の大悟たちと出会い、徐々に自分の居場所を見つけていくお話。

「まさに恋愛のイロハを教えてもらいました。

理想のシーンがあって、主人公が男の子といるところに、サッカーボールを取りに来た子どもが『お兄ちゃん、そのお姉ちゃんのこと好きなの?』って聞くと、『好きだよ』と答えるんです。

それをやりたいがために、男の子といるときに子どもを探したりしていました(笑)」

(c)芦原妃名子/小学館 フラワーコミックス




どっちの男とも恋したーい!


■「凪のお暇」コナリミサト(秋田書店/1~8巻発売中)
未完結だけどこれもアツい!
〝空気を読むことをやめた〞28歳の大島凪が、人生をリセットする物語。

元カレの営業部のエース・慎二と、アパートのお隣さんのゴンさんの間で揺れ動くところも目が離せないポイント。

「私も凪ちゃんと同じ28歳のときに読んだら、恋愛や結婚についての思考回路が似ていて、刺さることばばっかりでした。

読みながら慎二とゴンさんのどちらを選ぶか考えたり、『私は何度ゴンさんタイプにはまってきたんだ!』と、過去の恋愛を思い返したりしてしまいます」

(c)コナリミサト(秋田書店)2017





女のドロドロに夢中になって、目の前のイライラも吹っ飛ぶ!


■「サレタガワのブルー」セモトちか(マンガMee)
結婚して1年半の夫婦、暢(のぶる)と藍子。

実は藍子が不倫をしているという、ドロドロ系の不倫マンガです。

マンガアプリ「マンガMee」で現在85話までアップされ、5月25日には単行本1、2巻が発売されます。

「妻がヤバすぎて、どうにかして懲らしめたいという正義感が湧いてきます。

マンガの世界の不倫女への激しい怒りが込み上げてくるので、自分の目の前のイライラはどうでもよくなってしまうほど。

ある意味、現実逃避ですよね(笑)」




レタスクラブ編集部員のおすすめマンガ

実は編集部内にも、仕事や家事の息抜きにマンガで現実逃避を楽しんでいる人が多数! 
おすすめ作品を紹介します。



編集部:加藤▷18年間にわたり、マンガ、コミックエッセイの編集に携わり、あらゆるジャンルのマンガに詳しい。

編集部:三橋▷学生時代は弟と『週刊少年ジャンプ』を愛読。最近は、完結作品をその世界に没頭して一気読みするのが好き。

妄想趣味の地味OLのシンデレラストーリー


■「高台家の人々」森本梢子(集英社/全6巻)
地味OL・木絵がハイスペックのイケメンにホレられるシンデレラストーリーが爽快。

一番の見どころは主人公の妄想シーン。

とにかく突拍子もないから、笑えてハッピーな気持ちに。

息子の結婚に渋い顔をしていたおしゅうとめさんが、木絵を徐々に迎え入れていくのは心が温まります。(編集部/加藤)

(c)森本梢子/集英社マーガレットコミックス





合唱部部長の男子がヤクザに歌を教えることに!?


■「カラオケ行こ!」和山やま(KADOKAWA/全1巻)
合唱部部長の聡実くんと美形のヤクザ・狂児が出会うという設定にガツンとやられます。

「いやいや、ありえないでしょ!」と思いながらもじわじわと世界観にハマっていき、「え、これってBL!?」とドキドキするシーンも。

立場も世代も超えて芽生える奇妙な友情がいとしく、いろいろな感情を刺激されるからおすすめ。

とにかくカラオケに行きたくなるマンガ。(編集部/加藤)





鎌倉を舞台にして4姉妹の心情と家族の絆を描く


■「海街diary」吉田秋生(小学館/全9巻)
鎌倉を舞台に家族の絆を描いた、切なくやさしい物語。

4姉妹を中心とした人の心が絶妙に表現されていて、随所で胸がジーンとします。

現実逃避感は少ないが、普通の日常こそすばらしいと思えて、「いいドラマ1本見たなー」という読後感。(編集部/三橋)





<レタスクラブ’21年5月号より>

編集協力/生島典子

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2016 KADOKAWA Corp All Rights Reserved