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食費を削るため、大好きなオーガニック食品などを我慢…。どうやったら楽しく節約できる?【お悩み相談】

  • 2021年2月24日
  • レタスクラブニュース


夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

■相談者プロフィール

もうひと眠りしたい(39歳女性)

「自然派」や「オーガニック」という言葉がつくものが大好き。こだわり始めると、とことん凝ってしまいます。

お悩み相談


私は子どもが3人いる専業主婦で結婚8年目。長女は7歳、次女は4歳、三女は2歳です。家計簿などの細かいことが苦手で通帳管理などは夫がしていますが、料理や掃除は大得意。特に食べ物にはこだわりがあり、娘たちが小さいうちは、できるだけオーガニック食品を食べさせるようにしています。テレビやチラシ広告などで、オーガニック食品が紹介されていると必ずと言っていいほど買っていて、このような生活を続けて約6年になります。

ところが先日、夫から「今の貯金額いくらあるか知ってる?毎月の食費がいくらなのか把握してる?子どもの将来のためにもう少し節約できないかな」とため息をつきながら言われたのです。こんなことを夫から言われたのは初めてで、なんだか主婦として失格だと思われているような気になってとても落ち込みました。

後日、気持ちを落ち着かせて夫と話し合いをすることに。
夫がつけてくれている家計簿をもとに、食費の内訳を一緒に確認しました。すると、食費の平均は1ヶ月あたり約15万円ということがはっきりしました。内訳はオーガニック食品に5万円、定期食材宅配サービスに5万円、コンビニでのお菓子や飲み物に2万円、スーパーでの買い物に3万円です。夫からはオーガニック食品にお金をかけすぎていることと、これから毎月5万円節約し食費を10万円以内におさめてほしいことを言われました。

最近長女が「大好きな英語の習い事を始めたい」と言い出したことをきっかけに、子どもたちのために使えるお金を増やしたほうがいいのかなとは思っていたので、貯金をする気持ちはもちろんあります。しかし、オーガニック食品の購入は私のこだわりでもあり、日々の生活のなかの楽しみでもあるのです。「こんなにいい商品があったのか!」と新しい商品を見つけるたびに胸が高鳴り、商品が家に届くまでの期間が待ち遠しくいつもウキウキしています。この楽しみが減ると思うと、とても窮屈な気持ちになります。もちろん、食費は少し使いすぎかなと感じていましたが、5万円も節約できるのだろうか…と始める前から自信がありません。楽しく貯金する方法を教えてください。

無理のない範囲で、少しずつ食費を削っていきましょう


お子さんに体によいものを食べさせたいという気持ちはとても素晴らしいものですね。ただ、厚生労働省が調査した「家計調査報告(家計収支編)2019年」によると、2人以上の世帯の食費は平均80,461円でした。もうひと眠りしたいさんのご家庭は5人家族であるものの、お子さんもまだ小さいため、やはり月15万円の食費は多いといえるでしょう。

体にいい食材を使いつつ、節約する方法としては、家庭菜園があります。お子さんと家庭菜園をして、調理まで一緒に行ってはどうでしょうか。自分たちで育てた野菜なので安心できるし、お子さんの食育にも繋がります。

また、コンビニやスーパーへ行く回数を減らす、買う物を予めメモし、それ以外は買わないように決めて買い物へ行くことでも今よりも食費として出ていくお金は減らせると思います。

プレッシャーにならないよう、いきなり5万円の節約となると、もうひと眠りしたいさんのように「できるかな…」と思ってしまいますよね。なので、まずは1~2万円から始めてみるといいかもしれません。

■回答者プロフィール

karin

FP3級資格所持で、株や投資など金融記事を多数執筆。簡単にできる節約やポイ活が趣味。


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