名前を聞いただけで尻込みしそうな、ごちそう肉レシピ。でも、実は意外と簡単! 料理上級者じゃなくても、ちゃんとおいしく作れるんです♪
「失敗しないごちそう肉」連載第2回目は、フライドチキンととりハムのレシピをご紹介します。食べやすく、子どもたちも喜ぶごちそう肉ですよ!
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フライドチキン
ベーキングパウダーを使えば、簡単に主役級のころものでき上がり!
[ 材料・4人分 ]*1人分252kcal/塩分2.2g
・とりもも肉 ...大2枚 (約600g)
・下味
∟おろしにんにく、塩 ...各小さじ1
∟酒 ...大さじ6
∟こしょう ...少々
・ころも
∟片栗粉 ...70g
∟ベーキングパウダー ...小さじ2
∟小麦粉 ...70g
・揚げ油
[ 作り方 ]
1. とり肉は余分な脂肪を除き、皮目を下にして置く。左右の厚い部分に浅く切り目を2本ずつ入れ、1枚を4等分に切る。
2. ボウルにとり肉、下味を入れてもみ込む。ころもの片粟粉とベーキングパウダーを加えて混ぜ合わせ、室温に約15分おく。再度混ぜ合わせ、ころもの小麦粉をしっかりとまぶす。
ころもは二重にして、ザクザク感とボリュームをアップ。
3. フライパンに揚げ油を3cm深さまで入れ、中温 (約170℃) に熱する。2の半量を入れて2~3分揚げ、上下を返してさらに2~3分揚げて油をきる。残りも同様に揚げる。
とり肉から水分が出るので、必ず2回に分けて揚げる。
とりハム
一晩下味をつけ、余熱で火を通すと極上の食感に
[ 材料・2人分 ]* (プレーン) 1人分252kcal/塩分2.2g * (生ハム&パセリ) 1人分335kcal/塩分3.9g
・とりむね肉 ...大1枚 (約330g)
・酒
・砂糖
・塩
[ 作り方 ]
1. とり肉は皮と余分な脂肪を除き、縦に1本切り目を入れてから、左右に観音開きにする。ラップをかぶせ、1cm厚さになるように厚い部分を手でたたく。
厚い部分はたたいて厚みを均一に! 見栄えよく仕上がる。
2. ポリ袋にとり肉、酒大さじ2、砂糖大さじ1を入れて袋の上からもみ込み、室温に約10分おく。塩小さじ1を加えて再度もみ込み、冷蔵室に入れて一晩 (約8時間) おく。
3. とり肉を袋から出して汁けを拭き、ラップを縦30×横50cmに広げた上に縦長に置く。手前からきつめに巻いてラップをぴったりと巻きつけ、両端をねじってきつく結ぶ。再度同様にラップで巻いて両端をねじって結び、余分なラップを切る。
ラップは二重にし、加熱後もキレイな形をキープ。
4. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、ごく弱火にして3を入れる。ふたをして約3分ゆでて火を止め、約1時間おく。取り出してラップごと保存用密閉袋に入れ、冷蔵庫に入れて2時間以上冷やす。ラップを1枚はずし、食べやすい厚さに切って残りのラップをはずす。
*ラップで巻いた状態で冷蔵室で約2日保存可能。
〜こんなアレンジも〜
生ハムとパセリをプラス
作り方3でとり肉を縦長に置いたら、パセリのみじん切り大さじ3を奥側を5cm残して散らし、生ハム3枚 (約60g) をずらしてのせる。あとは同様に作る。
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ごはんにもおつまみにも◎! お家でこんなごちそう肉が作れたら、テンション上がりますよね。
時短メニューもラクだし楽しいけれど、たまにはちょっぴり手をかけた(それでいて失敗しない)お料理が作りたい。そんなときはぜひ、ごちそう肉レシピにトライしてみてください!
<レタスクラブ20年12月増刊号より>
調理/井原裕子 撮影/福尾美雪 スタイリング・編集協力/中田裕子 栄養計算/スタジオ食
【レタスクラブ編集部】