年末年始から間をあけずに3連休。ついつい食べすぎてしまう機会も多かったのでは? そんな時はおなかにやさしいおかゆ&雑炊がおすすめ。だしのうまみとお米の甘みが感じられるプロのレシピをご紹介します。
チャオガー
【材料・2~3人分】
米…1合、とり手羽元…4本、香菜(シャンツァイ)…適量、しょうがのせん切り…適量、とりガラスープの素…小さじ1、ナンプラー…小さじ1
【作り方】
1.米は洗ってざるに上げ、15〜20分おく。手羽元は骨に沿って包丁で切り目を入れる。香菜は粗く刻む。
2.炊飯器に米、スープの素、水4 3/4カップ、手羽元を入れて「おかゆモード」で炊く。炊き上がったら手羽元を取り出し、ナンプラーを加えて混ぜる。手羽元の身をほぐして骨を除く。
3.器に盛り、手羽元の身、香菜、しょうがをのせる。好みで揚げパンを添えても。
(1人分263kcal、塩分1.0g)
チャオがーはベトナムの屋台料理の定番。骨付きの手羽元を使うと、とり肉のだしがよく出ます。炊飯器におかゆ機能がない場合は、鍋に米、スープの素、水(4と1/2カップ)、手羽元を入れてふたをして強火にかけ、沸騰したら40~50分炊きましょう。
大根がゆ
最後に加えるしょうがとすだちがアクセント。鍋でコトコト煮るおかゆは、米の甘みが感じられるやさしい味わいです。
梅しらすがゆ
シンプルな梅がゆに、しらすととろろ昆布をのせてアレンジ。みりんを入れるとほのかな甘みが加わります。
卵ともずくの雑炊
米から作る時間がない時は、ごはんを使って雑炊にしても◎。もずくのとろっとした口当たりがおいしい一杯です。
とりと里いもの卵雑炊
ボリュームが欲しいなら、里いもを入れると満足感がアップ。野菜や肉も一緒に入れれば栄養も満点です。
おかゆといえば胃が疲れたとき、というのが定番ですが、色々なバリエーションがあります。
ぜひ、普段の食事にも取り入れてみてはいかがでしょうか。
文=齋藤久美子