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今だからこそ伝えたい「想いをつないで、未来への架け橋に」というメッセージ。名曲『未来へ』にのせて歌うのはあの人!

  • 2020年10月22日
  • レタスクラブニュース


その曲を耳にすると、元気になったり、胸があったかくなったり…そんな歌が誰にでもあるもの。
子どものために歌ったなぁ、友達が結婚披露宴で歌ってくれたっけ、とそのときの光景や歌声に込めた想いまでが思い出されたり。

Kiroroの『未来へ』も、そんな名曲のひとつ。
やさしく温かい男性の歌声がテレビから流れてくる、P&Gの新CM「想いの架け橋〜未来へ」篇が、今話題になっています。

歌っているのは、なんと“熱い男”で有名な松岡修造さん。やさしく語りかけるように口ずさみながら、他の人を思いやりながら過ごす人たちに想いを馳せるCMは、「心が揺さぶられる」「背中をそっと押されている感じがする」などなど、早くも多くの人々の共感を集めています。

松岡さんの『未来へ』にはどんなメッセージが託されているのか。撮影エピソードとインタビューを通してお伝えします。

未来に向けて、笑顔で歩んでいこう



このCMの一番の注目ポイントは、なんといっても松岡さんが柔らかい笑みを浮かべて『未来へ』を口ずさむ場面。
見る人の心に語りかけるような歌声と、すべてを包み込むような温かい笑顔が印象的で、普段の熱血キャラとはまた違った松岡さんの新たな一面を垣間見ることができます。

この歌唱シーンに松岡さんは「未来に向けて、みんなの心をひとつにして、前向きに、笑顔で歩んでいこうという思いが伝えられたら」という想いで臨んだといいます。

しっかりと前を見つめ、未来を信じ、未来へ向かうことの大切さと、日常が変わった今を前向きに、他の人を思いやりながら過ごす人たちに想いを馳せる松岡さん。





監督も「やさしく背中を押す感じが歌に表れていて、大変素晴らしかったです」と松岡さんの歌を絶賛!
実は、松岡さん自身、今回の撮影に向けて、事前に監督と何度も打ち合わせを重ねただけでなく、自主的にボイストレーニングも行なうなど、万全の態勢で臨んだのだとか。

その並々ならぬ意欲の裏側にあった想いを、松岡さんはこう語ります。
「歌というのは、一つの表現だと思うんです。これまでは、どちらかというと強く訴え掛けるような歌い方をしてきたかもしれません。
ただ今回は、このコロナ禍で不安が広がる中、僕としては心に語り掛けるような、より静かな気持ちで伝えられたらという想いだったので、一つのチャレンジだったというか。お話を聞いたときから、本気で成功させたいと思いました」。

そして、『未来へ』をどんな気持ちで歌ったかというと――
「Kiroroさんの『未来へ』は、未来について語り掛けながら、自分の足元を見てみようという歌で、歌っているときも、一人じゃないよ、みんなで一緒に歩んでいけるんだよという感覚をすごく感じたんです。
未来に向けて、今こそ、今だからこそ、みんなの心を一つにして、しかもその心は前向きに、笑顔で歩んでいこうという想いが伝えられたらうれしいですね」(松岡さん)。

想いをつないで、未来の架け橋に

いつもの熱血キャラを封印(?)し、「歌で大切なメッセージを伝えたい」と挑んだ松岡さん。

CMでは、そんな松岡さんのやさしさと温かさに満ちあふれた歌声をバックに、他の人を思いやりながら過ごす人たちのさまざまな姿が映し出されていきます。エッセンシャルワーカー、医療従事者、福祉従事者、アスリート…。






その画面に流れてくる「人が人を想い、想われた人が、また人を想う」という言葉も、とても印象的です。

ソーシャルディスタンスなどで、多くの人たちと物理的に距離が離れている今の日常。
その中で一人一人が誰かを想うことや、その重要性について、松岡さんはこう語ります。
「コロナ禍によって、人に対する想いがより強くなっていると僕は感じています。
ソーシャルディスタンスで2メートル離れるというのはありますが、僕はいろんな仕事をしている中で、その距離が遠いと感じたことは一度もありません。
気持ちや想いが近づいたら、物理的な距離なんて全然関係ないと思うんですよ」。

そして、CMの最後に松岡さんの笑顔とともに流れる「想いをつないで、未来への架け橋に」というメッセージについても、松岡さんらしい解釈が。




「今までの日常と違って、つらいとか苦しい状況のときほど、人のことを想う、そしてつながっていく。それは人の気持ちになれる人間だからこそ、できることだと思います。
その中で、今僕ができることは『応援』しかありません。それも頑張れということだけでなく、誰かと誰かの想いをつなげるということも応援の一つだと思うんですよね。
だから、どんな状況でも世界のことをしっかり把握して、人を想う気持ちを忘れないこと。そして、まず知るということが、一つのつながりになるんじゃないかなと。
その一つひとつのつながりが、自然と世界の中での架け橋になっていくんだと思います」。

人を想う気持ちを忘れないこと。想いをつなげていくこと。
確かに、物理的な距離があったとしても、心に境界線はありません。誰かを想い、心を馳せながら同じ時代を生きていくということは、未来に向かってともに歩んでいるということ。松岡さんの言葉には、今だからこそ心に響く説得力があります。

歌声はやさしくても、込められた想いは限りなく熱い――。そんなメッセージを松岡さんは誰に伝えたかったのでしょう?
「CMを見ていただいている皆さんですね。伝えたいというよりも、共有したいという想いの方が強いかもしれません。
僕はこのCMを通じてメッセージを伝えていますが、皆さんもそれぞれいろんなかたちでメッセージを出しています。大事なのは、その想いをしっかり感じていくことですね。
そして、このコロナ禍の中で特に大切なのは、現状をしっかり受け入れることだと思います。スポーツもそうですが、どうしても過去の良かったことを思い出して、今と比較してしまう。だからこそ、ネガティブな感情も生まれてくるんです。
そうなるよりも、昔のことは昔と置いといて、今を前向きに生きるためには、まず現状を受け入れる力が必要です。そして、今自分は何をしていけばいいのかを考える。それが『未来へ』という歌にもつながっていくと思いますし、未来というのは、一人じゃなくて、世界中が架け橋でつながっているものだと信じています」。



寄付という形で想いを託すという方法

一人一人の想いをつなげて、未来の架け橋に――。やさしい歌声に託されていたものは、やはり松岡さんらしい熱いメッセージでした。

今、医療や福祉の現場には「ありがとう」と書かれた手紙や絵がたくさん届いているといいます。
それもまた、想いを伝えるという行動のひとつ。
この状況の中で自分にも何かできることがあるんじゃないか、でも、その方法が分からない…という人は大勢。

例えば、普段の買い物を通して「ありがとう」「頑張れ」の想いを伝えられるとしたら――。

選択肢のひとつとして、応募1口につき100円の支援金が、応募者の選んだカテゴリー(スポーツ/医療/児童福祉)に寄付されるという「P&G 東京2020応援キャンペーン」があります。個々の小さな、でも、温かい想いが集まり、大きな輪となって未来へつなげていけるとしたら、こんなにうれしいことはありません。

この機会に、想いをかたちにしてみたいですね。

文=岸田直子

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