トマトは言わずと知れた夏野菜の王様。出盛りは5～10月ですが、夏のものはとくに味がよく、栄養価もすぐれています。今回はそんなトマトのうまみを活かした肉のメインディッシュを5つご紹介。10分以内で作れる時短レシピで、手軽に旬の味覚を楽しんでみてはいかがでしょう？
チキンとトマトのガーリック蒸し
【材料・2人分】
とりもも肉 小1枚（約150g）、トマト 大1個、ズッキーニ 1本、きゅうり 2本、にんにく 1片、白ワイン 大さじ1、塩、オリーブ油
【作り方】
1. トマトはざく切り、ズッキーニは5mm幅の半月切り、きゅうりは縦半分に切ってスプーンで種を除き、1cm幅に切る。にんにくは潰す。とり肉は一口大に切る。
2. フライパンの中央ににんにくを入れ、きゅうり、ズッキーニ、とり肉、トマトの順に広げてのせる。塩小さじ1弱をふり、ワイン、オリーブ油大さじ2を回しかける。
3. ふたをし、強めの中火にかける。蒸気が上がってきたら中火にし、時々揺すりながら7～8分蒸し焼きにする。水分が多ければふたを取ってとばす。
※この料理は、直径26cmのフライパンを使って調理しています。
（311Kcal、塩分2.7g）
フライパンだけで作れちゃう夏野菜とチキンの時短メニュー。野菜を蒸し焼きにすることで時短になるうえ、ほどよい歯ごたえを楽しめます。少ない水分で蒸して、素材のうまみを凝縮させましょう。
牛肉とトマトのカレー炒め
具材をサッと炒め合わせるのが調理のポイント。トマトから水分が出てしまうのを防げるので、料理が水っぽくなりません。
豚肉とトマトのさっと照り焼き
豚肉はフライパンに残ったトマトの汁をからめながら焼き上げます。汁けがなくなったら火を止め、トマトと一緒に器に盛りつけて。
ひき肉とオクラのカレー炒め
オクラは歯ごたえを残すため、仕上げに入れてさっと混ぜ合わせるだけでOK！ ドライカレー風にご飯にかけて食べても◎
豚肉とトマトの中華風卵炒め
トマトのやさしい酸味とふわふわとした卵が絶妙な組み合わせ。卵は八分通り火が通ったらいったん取り出し、最後に戻し入れると食感よく仕上がります。
トマトを使った料理は、どれも10分で作ったとは思えないほど華やかな見た目。食欲が湧きにくい夏にうってつけなので、ぜひ食卓に並べてみてくださいね。
