サイト内
ウェブ

チョコで美腸に!?アンチエイジングに◎なチョコの食べ方

  • 2018年2月12日
  • Life & Aging Report

チョコレートが美容健康に役立つとして話題にのぼることが多くなりました。

チョコレートの原料であるカカオに含まれるポリフェノールには、抗酸化作用や血管や血液の健康を守る働きがあるだけでなく、アンチエイジングの要でもある腸内環境にもいい影響があるのだそうです!

ですが、どんなチョコレートでもいいというわけではありません。アンチエイジングに役立つチョコレートの選び方、食べ方をご紹介します。

■チョコレートで美腸に!?その理由とは?

カカオに含まれるポリフェノールが美容と健康をサポートすることは、広く知られるようになりましたが、美腸食材でもあることをご存じでしたか?

カカオに含まれるタンパク質「カカオプロテイン」は、胃液などの消化液で分解されず、そのまま大腸に届き、不溶性食物繊維と同じような働きをするのだそうです。

ですから、チョコレートを食べることは、抗酸化だけでなく、アンチエイジングの要でもある腸内環境美化にも役立つのです。

■美腸に役立つチョコレートの「選び方」2つ

(1)カカオ70%以上のチョコレートを選ぶ

カカオポリフェノールもカカオプロテインも、カカオの含有量が多い高カカオチョコレートほど多く含まれています。一方、ホワイトチョコレートには、カカオポリフェノールもカカオプロテインも含まれていません。

美容と健康、そして腸内環境美化のためにチョコレートを選ぶのであれば、必ずカカオ70%以上のチョコレートを選びましょう。

(2)砂糖、添加物不使用を選ぶ

板状のチョコレートにはあまり含まれていませんが、加工したものには光沢剤などの添加物が含まれていることがあります。少量ではありますが、美容と健康のために選ぶのであれば、添加物が含まれたチョコレートは避けたいですね。

また、砂糖にも注意が必要です。大抵の場合、白砂糖が使われていますが、糖質オフの天然甘味料「アガベシロップ」100%の高カカオチョコレートもあります。できるだけ白砂糖使用の高カカオチョコレートは避けて、身体にやさしい甘味料を使用したものを選びたいですね。

■美腸に役立つチョコレートの「食べ方」2つ

(1)1日25g毎日食べる

カカオ70%以上の高カカオチョコレートを1日25g毎日食べた実験によれば、摂取後1週間からお通じに変化が見られ、さらに腸内細菌のバランスもいい状態になったとのこと。1日25gであれば無理なく続けられる量ですね。

(2)ナッツと一緒に食べる

「チョコレートは好きだけれど、高カカオチョコレートはちょっと苦手」という方におすすめなのが、ナッツとの食べ合わせです。

ナッツには、抗酸化力の強いビタミンEやポリフェノール、そして食物繊維が豊富に含まれています。アーモンドチョコレートであれば1日8粒で、便秘の解消がみられたとの実験結果もあります。高カカオチョコレートのアーモンドチョコレートも販売されていますから、そのままで食べにくい方は、アーモンドチョコレートを選んでみましょう!

チョコレートが美容と健康に役立つとはいえ、カカオ含有量の少ないミルクチョコレートや、カカオの入っていないホワイトチョコレートはNGです。正しく選んで、美容と健康に役立てたいですね。

(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ
料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)

【関連記事】
・痩せるつもりが逆効果!栄養士が教える「太りやすい食事法」
・おにぎり&スープは痩せにくい!?ランチ選びの落とし穴3つ
・養蜂を見極めて!美容家が本当に食べている「ハチミツ」3選
・止まらない食欲に!栄養士が教える「食べ痩せ」ポイント3つ

【参考】
※カカオ由来の新しい機能成分「カカオプロテイン」に注目! - 明治
※アーモンド入りチョコレートの継続摂取が便秘改善および肌質改善効果を示唆 - 明治

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
(C) 2024 Life & Aging Report. All Rights Reserved.