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意外と知らない!食洗機を避けるべき調理器具5つ

  • 2016年8月13日
  • Life & Aging Report

調理を終えて、食事をおいしくいただいたあと、どうも面倒な食器洗い。最近では多くの家庭に食器洗い機(食洗機)が導入されています。これまでの手間を軽減する、心強い時短アイテムですね。しかし便利だからといって何でもかんでも食器洗い機に入れていいわけではありません。ついつい入れてしまいがちな食器の中にも、本当は入れていけないものがたくさんあります。そこで今回は、料理研究家である筆者が「意外に知られていない、食器洗い機に入れてはいけないもの」をご紹介いたします。

■1:「電子レンジ可」のプラスチック製品

お弁当箱やタッパーなど、電子レンジ可のプラスチック製品が増えています。電子レンジで発する熱の方が、食器洗い機のお湯や熱風よりよっぽど高温に思え、なんとなくいけそうな気がしますが、注意が必要です。耐熱に優れていても、食器洗い機の中でガシガシ洗われた際に、水圧によってパッキンや蓋が壊れる可能性があるのです。電子レンジ可だからと言って安心せず食器洗い機も可能かどうか、注意書きをきちんと確認してから洗いましょう。

■2:鍋(ステンレス製除く)

アルミ製の鍋は変色するため、食器洗い機に入れることができません。テフロン加工がされているものも、加工がはがれる可能性があります。唯一ステンレス製の鍋は食器洗い機にかけることができますがスペースを圧迫するため、他の「食洗機不可」の調理器具と一緒に手で洗ったほうがいいでしょう。

■3:魔法瓶の水筒

魔法瓶は、内側と外側に空間を作る構造で成り立っています。その境目が水圧や過剰な洗浄で傷つくと、水が内部に入り込み、魔法瓶としての機能を果たせなくなる可能性があるので注意が必要です。

■4:銀製品

サビてしまう可能性があるため、銀製品は食器洗い機に入れないようにしましょう。同様に、縁に金や銀を使用しているお皿にも注意してください。純銀と銀メッキの製品のみ、例外です。

■5:ナイフや包丁

食器洗い機の中では、水圧をかけて勢いよく洗浄されます。ナイフや包丁は水圧で動いたはずみに他の食器にぶつかり、刃こぼれを起こしかねません。また柄の部分が木製の包丁は割れたりひび割れる危険性が高いため、オススメしません。

いかがでしたか? 上記以外にも、当然ながら「木製品」や「繊細なクリスタルグラス」などは食器洗い機に入れてはいけません。今回ご紹介したNGリストにも注意し、食器洗い機を正しく利用しましょう。
(料理研究家 オガワチエコ)

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