こんにちは!100均を調査し、掘り出し物を見つける企画「100均パトロール」のお時間です。今回のグッズは、こちらの細長い棒。手に持って使うものですが、何に使うかわかりますか?
棒は、持ち手とヘッド部分があり、ヘッド部分の設計が特徴的です。
スリムな形状で、表面には波状の凹凸が作られています。このヘッドが、いい仕事をしてくれるんです!
【ヒント】
①夏にフル稼働した家電に使います。
②嫌な臭いを抑え、清潔な空間づくりに役立つグッズです。
類似商品はあるけれど、こんなにヘッドが細長いものは初めて見ました!細長いからこそ、便利なことがあるんです。
このグッズの正体は……
「エアコンの防カビスキマワイパー」でした!
エアコンの内部はホコリやカビで汚れやすい環境です。カビの繁殖は嫌な臭いの原因になるので、シーズンの終わりにはお手入れをしておきたいもの。
とはいえ、エアコン内部は狭くて手が届きませんよね。
そんなときに活躍するのが、このグッズ。細長いヘッドが奥まで届き、簡単にお掃除ができるんです。
ワイパーには「防カビシート」も付属しているため、カビ予防もできますよ。
中には、組み立て式のワイパーと、防カビシート1枚が入っています。
防カビシートはウェットタイプで、防カビ成分、洗浄成分、ホコリガード成分、コーティング剤などが配合されています。
このシートで掃除をすれば、防カビ、除菌、消臭、汚れ除去、ホコリガードの5つの効果が得られるという優れもの!「330円は高くない?」と思っていましたが、この機能性なら納得です。
ワイパーを組み立てて、防カビシートをヘッドにかぶせて取り付けたら、準備完了。
ワイパーは取り外し可能なので、使わないときはコンパクトに収納できますよ。
掃除をするときは、エアコンの電源を切り、プラグをコンセントから抜いてから行います。プラグを抜けない場合は、ブレーカーを落としてください。
閉じている吹出口のフラップ(上下風向ルーパー、風向板)を手でゆっくりと開き、吹出口からワイパーを差し込んで、拭き掃除をします。
※吹出口のフラップが開かないタイプのエアコンには使用できません。
通常のハンディモップだと、狭い吹出口の中に入らないため、入り口部分しか掃除ができません。
でも、このワイパーなら奥まで楽々!スッと入り、簡単に拭き掃除ができちゃいました。
横から見ると、こんなにスリム!
さすがエアコン専用のワイパー、スムーズに作業でき、5分足らずでお掃除終了です。
ワイパーは、力を入れるとしなる柔らかい素材で作られています。適度な弾力があるため、複雑なエアコン内部にもしなやかにフィット。
横幅も狭く、細かいところも掃除しやすいですよ。
ヘッド表面の凹凸により、汚れを拭き取りやすいところも◎。シンプルながら、よく考えられています。
掃除後のシートを確認してみましょう。
サッと軽く掃除しただけなのに、シートが黒い!
裏側も黒くなっていました。先端の汚れがひどいので、エアコンの奥が汚れていたのがわかります。
エアコンの内部クリーン機能を使っていたし、使用中にカビ臭もしていなかったので、大丈夫だと思っていましたが、カビが発生していたんですね。
黒カビ、恐るべし……。
シート1枚で、エアコン1台分の防カビが目安です。
ワイパーは再利用できるので、シートだけ追加で欲しいところですが、購入したダイソー店舗では販売されていませんでした。
実はこの商品は『アースノーマット』などで有名なアース製薬の製造で、アース製薬からも同様の商品(ワイパー+防カビシート4枚入り)が販売されていて、取り替え用のシート(5枚入り)の用意もあります。シートだけ欲しい方は、こちらがおすすめです。
「エアコンの防カビスキマワイパー」は、簡単にコスパよくエアコン内部が掃除できるグッズです。シートの防カビ効果は最長2か月持続するそうで、エアコンの使い始め、使い終わりのタイミングで掃除すると、清潔に保つことができそう。
筆者は黒カビの多さにショックを受け、掃除の必要性を強く実感。見えなくても汚れています……!みなさまもこのグッズで掃除してみてくださいね。
商品情報:エアコンの防カビスキマワイパー 330円(税込)/ダイソー
※2024年10月時点の情報です。
撮影・文/小町ねず