こんにちは。家事コツ研究員の石神りぴです!掃除に手間がかかる場所といえば「キッチンの換気扇」ではないでしょうか?我が家は換気扇にフィルターをつけておらず、前回掃除したのは約1年前なので、それはもうおそろしい状態に・・・。
そこで今のうちに、
●重曹スプレー
●セスキ炭酸ソーダスプレー
●食器用洗剤
この3つのアイテムのうち、どれがラク&キレイに掃除できるのか検証してみようと思います!
重曹スプレーとセスキ炭酸ソーダスプレーは100円均一で購入できます。食器用洗剤はどこのご家庭にもあるでしょう。これらの身近なアイテムを使い、ゴテゴテに汚れた換気扇はキレイになるのか実験してみます♪
こちらが掃除前の換気扇です。サビてはいないですが、油汚れとホコリがべったりとついていて、少し触れると手がベタベタになります・・・。よくここまで汚くしたもんだ、と思ってしまいました(苦笑)
まず初めに使うのがこちらの重曹スプレーです。筆者はダイソーで購入しました!
今回は各アイテムの汚れの落ち具合をチェックしたいので、
このようにエリアを分けて掃除していきます。
さっそく換気扇の左側に重曹スプレーを5回ほど吹きかけ、
使い古した歯ブラシやメラミンスポンジ、タワシなどで擦っていきましょう。だいたい3分ぐらい擦り洗いをしたところで、水で洗い流してみると・・・
おお!かなりキレイになっていますね。洗い流したあとはベタつきがほぼなく、ホコリまでしっかり取れていました。
ただ、重曹スプレーの量が少ないと油汚れが伸びてしまいなかなか取れなかったので、たっぷりとスプレーしたほうがサッと汚れが落ちると思います。
では次に、セスキ炭酸ソーダスプレーを使って検証してみます。
こちらも換気扇の真ん中あたりに5回ほどスプレーしてから、メラミンスポンジなどで擦り洗いをしました。
水で洗い流したあとの写真がコチラ。
こちらもなかなかキレイになっています!が、重曹スプレーよりも力を入れて擦らないと汚れが落ちない部分もありました。
追加で5回ほどスプレーしましたが、それでも落ちるスピードは変わらなかったので、セスキ炭酸ソーダスプレーは少し手間がかかると感じる方もいるかもしれませんね。
最後はこちらの食器用洗剤です!正直、コレで落ちるならめちゃくちゃ楽だし、いつでも簡単にできるよな〜と思います。
食器用洗剤はスプレーできないので、換気扇の右側に直接2〜3滴ぐらい垂らします。あとはこれまでと同じように、メラミンスポンジなどで擦り洗いをし、水で汚れを落としていくと・・・
じゃーん!こちらもキレイに油汚れとホコリが落ちました♪
食器用洗剤は泡立つからなのか、ほかのアイテムよりも汚れ落ちがよく、あまり力を入れなくても済みました。もともと油がついた食器を洗うためのものなので、油が伸びて落ちにくいということもなし♪
ここでふと思い出したのが、「換気扇の裏の部分をこすり洗いしていない」ということでした・・・。表の部分の汚れを落とすことだけに専念していて、裏面を洗い忘れていた筆者。
おそるおそる換気扇を裏返してみると・・・
おや!?部分的に裏の汚れまで落ちていますね・・・。
左側が重曹スプレー、真ん中がセスキ炭酸ソーダスプレー、右側が食器用洗剤で洗った部分の裏面なのですが、食器用洗剤で洗った部分はほどんど汚れが落ちています。
アップで見てみると、こんなに違います!
ほかのアイテムは裏面もしっかり洗わないといけませんが、食器用洗剤なら、軽く擦るだけで良さそう!これなら面倒な換気扇掃除も楽に済ませられそうですね♡
どこのご家庭にもたいてい置いてある食器用洗剤を使えば、油でギトギトになった換気扇も簡単にピカピカになることが今回の検証で判明しました♪
左側が掃除済みの換気扇、右側が掃除していない換気扇です。どうでしょう。掃除のプロ顔負けの仕上がりではないでしょうか?
重曹スプレーやセスキ炭酸ソーダスプレーを持っていない方でも、食器用洗剤があれば新たに洗剤類を買い足す必要はありません。
今回掃除をしてみて、ブラシやスポンジより、メラミンスポンジのほうが落としやすい傾向にありましたので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね♡
文・写真/石神りぴ ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。