こんにちは。家事コツ研究員のFumiです。
ドレッシングは「開封後はお早めに…」と書かれていても、なかなか使い切れないことってありませんか？
ドレッシングをすぐに大量消費する方法はないものか？と色々調べてみました。
いくつかの大手メーカーさんサイトのレシピ情報を見ると、失敗なしで作るポイントがある様子。
そのポイントを中心に、多種多様なドレッシングのどれでも失敗なく作れて、かつ、大量消費がしやすい活用術をご紹介します♪
ドレッシング大量消費の定番方法の一つは炊き込みご飯。米2合で大さじ5程度のドレッシングが消費できちゃいます。レシピはドレッシングの大手メーカーさん公式サイトでも紹介されていて超カンタン。
研いだ米、ドレッシング、キノコ・野菜など好みの具を炊飯器に入れ、炊飯器の釜の線まで水を加えて炊くだけなんです。調味料やダシは不要で、味付けはドレッシングだけで済むのがうれしいですね！
いくつかのレシピを見ると、失敗なしで作るには次のようなポイントがある様子。
それはドレッシングの塩分量を見て加える量を決めること。
ドレッシングの塩分は、米約0.5合あたり塩分量1～1.5g前後が目安。例えば、下画像のドレッシングなら、米1合あたりドレッシングを大さじ2～4加えます。
一度、塩分量を覚えると、炊き上がりに「しょっぱすぎ！」とならずにすむし、どのドレッシングでもレシピを見ずに作れるようになります！
米約0.5合あたり塩分量1～1.5g前後を目安に、お好みで調整するのがおすすめです。塩味控えめに作って炊き、お茶碗によそってから好みで粉チーズなどをふって調整するのもアリ！
わが家では2種類のドレッシングで作ったところ、いずれも息子たちに好評。
タマネギドレッシングの炊き込みご飯は「ピラフみたい！」、チョレギサラダドレッシングの炊き込みご飯は「チャーハンみたい！」と喜んでくれました。
ドレッシングを大量消費する2つ目の方法がこちら。豚肉、鶏肉などのお肉にドレッシングをもみ込み、冷凍ストックするものです。食べるときは冷凍のまま炒めれば完成するので楽ちん♪
分量は肉100gにつき、ドレッシング大さじ1～2が目安。こちらも肉100gにつき塩分1～1.5ｇ前後になるようにすると、どのドレッシングでも味が調整しやすいです。
ジップ袋に肉とドレッシングを一緒に入れ、もみ合わせ、密閉して冷凍。安い豚こま切れ肉を使い、調味＆冷凍しました。これも2種類のドレッシングを使用。
使いたいときに凍ったまま、油をひいたフライパンで焼いたら完成です♪
息子と実食。マスタード風味のフレンチドレッシングで味付けした豚肉は「おかわりある？」、タマネギドレッシングのほうは「サラダにめっちゃ合う！」ともりもり食べてくれましたヨ♪
私自身は、ドレッシングのお酢の効果なのか、安い肉がいつもより柔らかく仕上がった気が。 ガーリックの風味やほのかな酸味、うま味があって、大人も大満足の味でした～。
もう1つ、大量消費にぴったりなのがパスタに使う方法。休日のランチなどに家族分作れば一気に消費できます。ニンニク入りのものだと、より“パスタっぽい味”に仕上がるのでいいかも。
材料は好みの具材とパスタ、炒め用のオリーブオイル、ドレッシングだけ。オイルを引いた鍋で、炒めた具材の仕上げにドレッシングをかけてサッと炒め合わせ、茹でたパスタを絡めれば出来上がり。
ドレッシングの分量は、やはり塩分を見て決めます。1人分につき塩分1～2gになるようにすると「辛すぎっ！」とはならずに安心。
今回はニンニクやマスタードなどが入ったフレンチ風のドレッシングを使いましたが、塩分は大さじ1あたり塩分0.5gだったので、2人分のパスタに大さじ4入れました。
炒める最中にドレッシングからニンニクの香りが立ってきて「いい匂いがする」と息子。1人前で塩分約1g分なのでパスタにしては薄味だけど、ドレッシングはあと掛けもできるのが便利です。
ほぼサラダだけに使っていたドレッシングですが、メインの肉料理やパスタなどの調味料に置き換えたら、あっという間に使い切れました！これは自分的には画期的な発見♪
しかも、ドレッシング一つで味付けが完了して超ラクというメリットも。忙しいときのお助け料理になる予感大です。
ドレッシングを買ったけど「味がイメージと違って使い切れない」「賞味期限が近づいてきた」なんてときは、ぜひ試してみてくださいね。
写真・文／北浦芙三子
