プラゴミに缶、瓶、生ゴミ、不燃物ゴミ、紙ゴミなど……。家庭ゴミは分別ごとにゴミ箱を置くと、なかなかのスペースを取ってしまいますよね。そんなに置く場所がない、とお悩みのかたも多いのでは？
そこで、さまざまな暮らしの知恵を発信している「暮らしニスタ」ユーザーの実例から、きっと参考になる、キッチンやリビングのゴミ箱分別のアイデアを集めました♪
キッチンに分別ゴミ箱を置くスペースがないし、ちょうどいいゴミ箱がなかなか見つからない…なんてときは、ゴミ箱代わりになるアイテムを上手に取り入れてみては？
100均などで買えるトートバッグやカゴ、収納ボックスなど、気軽に導入できるものからトライしてもいいかも。
（アイデア／*ココ*さん）
ゴミ箱は生ゴミ用とその他用に、大きなものを外に2つ。ほか、キッチンに手提げ袋をひとつ置くだけ。手提げ袋には洗ったペットボトルや牛乳パックなど資源ごみをポイポイ入れます。
スーパーなどの回収場所へ、買い物ついでにそのまま手提げ袋を持っていけば、キッチンはスッキリ。
（アイデア／kanamanさん）
「毎日目にするゴミ箱だから、お気に入りのものを使う」というアイデアも。こちらはキッチン隣の通路に、ペットボトルゴミ用に100均の編みバッグを壁にぶら下げ、不燃ゴミ箱として北欧風のカゴを配置。
カゴ、バッグ、植木鉢など、本来ゴミ箱ではないものをゴミ箱にするときは、インテリアに合うものを選ぶと統一感が出ていいですね。
（アイデア／おくやままさみさん）
キッチンワゴンの横に引っかけた麻袋バックが、実はゴミ箱。サッと洗ったペットボトルや缶を入れて、ゴミの日にはバックを持って収集場所へ捨てに行けばOKです。
コーヒー豆が入っていた麻袋をリメイクしたナチュラルなバッグが、キッチンにマッチしていますね♪
（アイデア／栗山佳子さん）
100均で手に入るポリプロピレン製の収納ボックス。こちらを必要数購入して分別ゴミ箱代わりにしています。汚れてしまったら、ササっと拭き取れるし、その部分だけ買い替えることも可能。
見た目がおしゃれなので、キッチンではなく、リビングの棚などに置いてもいいかも。
こちらは、かわいいブリキ缶をインテリア兼ゴミ箱として、キッチンカウンターに並べた実例。洗って乾かしたペットボトルキャップを入れて、溜まったらスーパーの回収ボックスへ持っていくそうです。
（アイデア／市川 ゆきこさん）
さらに、セリアの幅50cmほどの大きいビニールバッグは洗って乾かしたペットボトルやプラトレーをイン。パントリーの冷凍庫の横に一時置きして、いっぱいになったら買い物に行くときにバッグごと持って行き、スーパーの回収ボックスへ。
キッチンはもちろん、リビング用のゴミ箱を考える時にも参考になりそう！
キッチン事情に合わせて、ジャストサイズの収納ボックスを置き、資源ごみ分別を工夫する方が多数。扉を閉められるシンク下なら、見た目を気にせず、機能重視で収納ボックスを選べるみたい！
（アイデア／とめ（伊藤智子）さん）
食品トレーなどのプラゴミは洗ってから捨てたいもの。「ゴミ箱内に水分は入れたくないけど、すぐに洗える場所を」と考えるなら、シンク下に収納ボックスを置くのもおすすめです。
ニトリの「Nフラッテハーフサイズ」のように、ざっくり収納できる仕切りのないアイテムが、ここには便利なのだとか。
（アイデア／asamiiiさん）
「引き出しタイプではないので、使いづらい」と感じていたシンク下を工夫したアイデアがこちら。分別に合わせて4つのゴミ箱を置き、隣には洗剤などを収納するファイルボックスを並べています。
「丸洗いできる丈夫な素材」「清潔感のある色」というポイントで無印良品のアイテムを使用。
（アイデア／佐藤美香さん）
シンク下の縦長のスペースを分別ごみ置き場に活用。雑紙入れとして紙袋を置き（写真右）、調理中に出る食材のパッケージの箱などをそのまま紙袋にイン。資源回収の日には、紙袋ごと出しています。
隣には、ストックの紙袋も。下の引出しには、電池やプリンターの使用済インクなど、細かな資源ごみを収納。家族にも分かりやすいと好評です。
（アイデア／丸 マイさん）
ペットボトル、ビン＆缶をシンク下の狭いスペースで分別。ゴミ箱にクリップで留めたジップバックは、ペットボトルキャップ専用。
いっぱいになったら学校やスーパーなどの回収場所へ持っていくそうです。回収場所で再分別を行うので、家の中ではゴミ箱2つで大まかに分ければOK！
棚の横や奥のほうなど、キッチンにあるいろいろな隙間。暮らし二スタさんの実例から、デッドスペースを家庭ゴミ置き場に変身させる簡単テクを身につけちゃいましょう。
（アイデア／おさよさんさん）
可燃ゴミの大きなゴミ箱を引き出すと、奥には「不燃ごみ置き袋」が2つ、ひょっこり出現。100均で買えるタオルハンガーの両端粘着部分を天板にくっつけて、S字フックを使ってレジ袋を吊るすアイデアです。
ゴミ回収日までに不燃ゴミが満杯になった時は、屋外のゴミ箱へ移して解決。
（アイデア／*Kiyomi*さん）
使いづらい縦長のすき間も、アイデア次第でゴミ箱置き場に！100均でも買える「棚受け」と板を使って、棚を設置し、ジュートバッグなどを置いてゴミ箱代わりに。
上段は缶、下段はペットボトル用のゴミなどと分別できます。袋がいっぱいになったら、資源ごみ回収箱へ袋ごと持っていけますよ♪
（アイデア／いちご大福さん）
あらゆるすき間で実践しやすい超簡単アイデア。突っ張り棒にS字フックをひっかけ、レジ袋をつるすだけ。突っ張り棒はもう1本用意して、手前に目隠しカーテンをかければ、見栄えもキレイです。
ペットボトル、瓶、缶など分別したいゴミの数だけ袋を吊るせますが、耐重量にはちょっとご注意を。
市販のタワー型ゴミ箱がひとつあれば、家庭ゴミを1カ所に集められて便利です。キッチンのインテリアに合わせて色合いなどを選べば、見た目もすっきり。
（アイデア／松林奈萌子さん）
天井までしっかり使うなら、タワー型ゴミ箱が便利。引き出しの中で分別すれば、引き出しの数以上に分別ができます♪
ただし、一つひとつの引き出しの容量が大きくない製品の場合は、ゴミを溜めるには不向きかも。マンション住まいなどでこまめにゴミ出しができるご家庭などで検討してみては？
シンプルで持ち運びやすく、お手頃価格で買いやすいカラーボックスは、収納の強い味方。キッチンの収納棚として活用している人も多いのでは？その一部をゴミの分別収納にしているアイデアをご紹介。
（アイデア／あおましいろさん）
キッチン収納に使用しているカラーボックスの下段を分別ゴミ箱スペースにしている実例。サイズに合わせて、ジャストサイズの簡易ゴミ箱を作っています。
作り方は簡単！ワイヤーネットをコの字型に折り曲げて上部が空くように置き、ゴミ袋をかけ、カラーボックスに並べるだけ。さらに工夫するなら、カラーボックスに板やファブリックなどで目隠しをしても。
キッチンが狭くて分別ゴミ箱を置くスペースがない！という時は、リビングに置くという手も。暮らし二スタさんの実例をチェックしてみて。
（アイデア／戎谷洋子（Yoko.E）さん）
ゴミ箱もインテリアとして捉え、おしゃれな棚タイプのゴミ箱をチョイスしてリビングに置いています。5分別できるものを探し、可燃ごみ、ペットボトル、ビン、缶、プラスチックに分けているそう。
何のゴミがどのくらい出るかをしっかり把握し、上の3段をフレキシブルに使用。その方法なら、引っ越しなどで地域のゴミ分別条件が変わっても対応できます。
（アイデア／橋本智子さん）
チラシや紙のパッケージ、紙箱などの紙ごみの置き場に困っている人も多いのでは？こちらは、紙袋をゴミ箱代わりにしてリビングの一角に置いている例。DMや広告なども、帰宅時にサッと捨てられて便利です。
汚れてきたら紙袋ごと捨てられるので、ゴミ箱が汚れた時の掃除が面倒に感じる人にもおすすめ。大きめの紙袋なら、中で分別することもできそうです。
家の中でゴミ箱の置き場所が悩ましい、家庭ゴミの分別。暮らし二スタさんの実例を参考に工夫をすれば、キッチン用、リビング用、どちらのゴミ箱収納もかなり良くなる予感がしてきました！
ゴミの分別や回収方法は地域によっても様々ですが、ご家庭でどんなゴミがどれだけ出るかも考慮して、「これが良さそう」と思えるゴミ分別収納アイデアが見つかったら、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ／北浦芙三子 アイデア／暮らしニスタのみなさん
