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気化式加湿器フィルターのゴリゴリ汚れは、アノ調味料でスッキリ!

  • 2021年1月15日
  • 暮らしニスタ

日々の名もなき家事にいそしむ皆さま、こんにちは。家事コツ研究室・新米研究員のSです。

今年の冬は、コロナ禍で今まで以上に加湿に気を使っている人も多いのではないでしょうか? 我が家も同じく、加湿機フル稼働中です。

しかし、加湿器の問題といえば、そ・う・じ! 説明書には毎日、少なくとも1週間に1回は掃除することと書かれています……。ううう。

そこで、家にあるモノでキレイにできないかと思い、調べてみたところ良い方法があったので、試してみました。

注)この方法は気化式の加湿器フィルターの掃除で試しました。ご自宅の加湿器の掃除は、取扱説明書に従って行ってください。

加湿器のフィルター、開けてみると……(爆)

我が家にあるのは、10年モノのSHARP製気化式加湿機能付き空気清浄機です。毎年フィルターが汚れでゴリゴリになるため、2年に一度フィルターだけ買い換えていました。
今年もシーズン開始時に新品フィルターにチェンジ。ビミョーに手痛い出費です。

その新品フィルター、数週間ほったらかしにした後におそるおそる開けてみたら……見事に汚れが結晶化。。。(お見苦しい写真で申し訳ありません!)

この白いゴリゴリを調べてみたところ、正式名称を「次亜塩素酸カルシウム」といい、水道水のミネラル分が空気に触れて白くにごり、固まったものだそうです。
カビではないということで一安心。俗に言う「カルキ汚れ」ですね。毒性もないそうですが、いや~これは掃除せねば!

カルキ汚れといえば、クエン酸!家事スキル上級者なら常備しているかもしれません。
が、しかし新米研究員の我が家にはありませんでした……。

それなら、何か別のモノは?と調べると、台所にあるアノ調味料が使えることが判明。さっそくチャレンジです。

早速やってみた!用意するのは、アノ調味料

用意したのは、「お酢」です。(穀物酢でも米酢でも構いませんが、寿司酢は×)

分量は
・ぬるま湯 2リットル
・お酢 50cc
です。

これを洗い桶に入れて混ぜ、加湿器のフィルターを浸してみました。

3分後……

おおっ!
みるみる白いゴリゴリが溶けてきます~(驚)。
想像していたよりもあっさりと溶けてきて、ビックリ。

拡大してみたら、こんな感じです↓↓↓

5分ほどつけ置きした結果は、このとおり!

そのまま5分ほどつけ置きした後、手でギューッと押さえてみました。カチカチ、ゴリゴリだったフィルターはしんなり柔らかくなり、汚れもほとんど溶けています!

かなり短い時間で、ここまで汚れが落ちると、超気持ちイイ~!!

念のため、すすぎは入念に5回~

色々調べてみると、「酢で掃除すると臭いが付くので、つけ置きは短めに、すすぎは入念に」とアドバイスがあったので、つけ置きは5分ほどで切り上げ、すすぎます。

「加湿器からお酢の臭いが出てきたら、嫌だな~」と思い、ぬるま湯で念のため5回ほど押し洗いをしました。(フィルターが破れないように、優しさが肝心です♪)

すすいだ後の洗い桶の底には、こんなに汚れが溜まっていました。まるで星砂のよう~(笑)

すすぎ後は1日しっかり乾燥!

すすいだ後は絞れる範囲で軽く絞り、室内で1日乾燥させました。
乾かす際は変形しないように、できるだけ元の形にするのがポイントです。

乾燥後は元の状態に組み立て、加湿器にセット。

【まとめ】臭いも問題なし!お酢、オ酢スメです(笑)

再び加湿器を使い始めたところ、心配していたお酢の臭いはまったくありませんでした。排気口からの空気も、なんとなく爽やかになった気がします。

キチンとお掃除される場合はクエン酸が最適かもしれませんが、代替としてお酢でも全然問題ありませんでした。お酢を使う頻度が少ない方は、お掃除にも活用してみてはいかがでしょうか。

文・写真/稲垣幸子

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