土が必要のないエアプランツをご存知でしょうか。
土がいらないこともありどこでも置くことができます。
お手入れもいらない、そんなエアプランツの種類などについて紹介します。
エアプランツとは、土いらずで育つ植物です。
植物は通常、土に根っこを張って生長していきますがエアプランツは岩や樹木に着いて育ちます。
土だけでなく水もいらないエアプランツですが、葉っぱや根っこから空気中の水分は雨水を吸収しています。
チランジア属の種類で、北アメリカから南アフリカが原産です。
砂漠で雨が滅多に降らないような地域で育っていたことからもわかるように、土も水もない中で育つことが出来るのです。
土いらず、水いらずということでどこでも育てられるため、お部屋のインテリアグリーンとしては大変人気があります。
水やりは必要のないエアプランツですが植物なので水やりは適度に行ってあげましょう。
エアプランツは葉や根っこから水分を吸収するのですが、どちらかというと夜に多く吸収します。
それを考慮すると夕方に水をあげるのが最適です。
水やりといっても週1回から2回程度霧吹きで水をかけてあげるぐらいです。
また、1ヶ月に1度ソーキングという水に5時間程度浸ける作業を行います。
エアプランツには2つの種類があります。
緑葉種と銀葉種です。
緑葉種は、直射日光が苦手で乾燥には弱い品種です。
銀葉種は、表面がトリコームという銀色の毛で覆われているので銀色に見え、日当たりの良い場所が好きで乾燥には強いです。
比較的手に入りやすく育てやすい品種としてはハリシーやコットンキャンディーがあります。
エアプランツの種類について紹介しました。
土も水もいらないので楽に育てられるかなと思っていましたが月に1度ソーキングの作業を行っていけないのを知って案外奥が深いのだなと気付きました。
手間暇かけて育ててみると愛着が湧くと思います。
※トップ画像はPhoto by 作者Tさん@GreenSnap