ユーカリはオーストラリアを代表する木の名前です。
コアラの大好物で主食です。
そんなユーカリの木は、最近は日本でも観葉植物としての人気が高まってきています。
どんな植物なのか?そして育て方などについて見ていくことにしましょう。
ユーカリというのは、フトモモ科のユーカリノキ属に入る常緑樹です。
オーストラリアに多く分布していて、コアラの食料にもなっています。
水分を吸い上げ力が強い性質があって、乾燥した砂漠などの場所でも育つ事ができます。
観葉植物としてのユーカリの木は0.3m~1.5mサイズのものが苗で売られている場合が多いようです。
観葉植物としてユーカリを育てる場合のポイントについて解説します。
ユーカリは暖かい場所を好む性質がある為、5℃以下の寒さには弱い性質があります。
その為、冬場は屋外に出す事はできないので屋内で鉢植えで育てるのが基本となります。
通常、ユーカリの木というのは、樹高が20m以上にもなりますので、室内で観葉植物としてコンパクトに育てる場合には、こまめに芽を摘み取る事も大切です。
ユーカリの木の苗を鉢植えした後の育て方について解説します。
乾燥には強い性質を持っているので、頻度多く水やりをする必要はありません。
鉢の中の土が完全に乾いたのを確認してから水やりするのでOKです。
また他の観葉植物に比べると大きく早く生長するので、肥料なども必要ありません。
観葉植物としてちょうど良いサイズにする為には剪定(せんてい)も必要です。
枝先に付く芽を切り取ります。これを摘心(てきしん)と言います。
それにより上へ伸びる力が弱まる為、コンパクトな木にする事ができます。
剪定後はしばらく水やりは控えるようにします。過酷な環境にした方がより小さく育てる事ができます。
ユーカリの木にも花が咲きます。
2月~5月頃にかけて綿毛のようなフワフワとした赤い可愛らしい花が咲きます。
ユーカリの木について育て方などをご紹介しました。
ぜひこの記事を参考にあなたのお家でも観葉植物として育てて楽しんでみて下さいね。
※トップ画像はPhoto by yucaさん@GreenSnap