ソテツと言えば、ヤシの木のような形をした葉が鋭く尖っていて触ると痛い植物です。
しかし、その中でも丸みのある葉を持ったザミアという観葉植物があるのでご紹介していきます。
ソテツの中でも艶やかな葉で丸い形をした葉を持っているのが「ザミア」です。
ザミアは別名「メキシコソテツ」や「ヒロハザミア」と呼ばれており、ソテツの中でも葉が触っても痛くない観葉植物です。
ザミアはソテツよりも寒さに弱く、成長もゆっくりとしています。
霜に当ててしまうと葉の色が黒く変色し枯れてしまうので注意してください。
葉が伸びると1mほどになりますが、徐々に葉の数が増えてくると見応えのある観葉植物になります。
ザミアの花言葉はありませんが、ソテツには「雄々しさ」という意味があります。
雄々しさを実感するには花を咲かせることが一番です。
ザミアの花は地植えでよく育った株にしか咲かないので、しっかり愛情を注いで育てましょう。
葉の数も多いので「雄々しさ」という言葉が似合う観葉植物です。
ザミアの株は、雌と雄の株に分かれているのが特徴です。
雄花と雌花の両方咲かせるザミア、雌花しか咲かない種類もあります。
ザミアを育てるならば、用土は観葉植物の土かサボテンの土を使用しましょう。
また、鉢底石も入れて水はけを良くしておきましょう。
水やりは春と秋は週に1回、夏は数日に1回、冬は月に1〜2回のペースで与えましょう。
乾燥に非常に強い観葉植物です。
ザミアという観葉植物についてご紹介しました。
ヤシの木に似たソテツ科のザミアは南国の雰囲気を出してくれますし、フラワーアレンジとしても利用されている観葉植物です。
ご家庭で育ててみてはいかがでしょうか？
※トップ画像はPhoto by 38BASEさん@GreenSnap
