フランスゴムの木には風水で「陽の気」という気分を明るくしてくれる効果があるとされており、オフィスや庭などに置きやすい観葉植物です。
今回はそのフランスゴムの木の特徴や育て方についてご紹介します。
フランスゴムの木は、クワ科フィカス属に入る観葉植物で、原産地のオーストラリア東部では別名フィカス・ルビギノーサと言われているゴムの木の一種です。
名前の由来はフランス人の植物学者ルネ・デフォンテーヌにより発見されたことがきっかけとなっています。
「フランスゴムの木」という名前は日本のみの流通語となっています。
岩の隙間、栄養の少ない土で生きていくことができる生命力があります。
さらに、水辺の地帯や乾燥地帯でも耐えられる優秀な能力を持っているので、花言葉では永久の幸せという意味を持っています。
耐寒温度が5度で、夏の暑さには強いですが、強い直射日光を浴びれば葉焼けを起こすことがあるので、カーテンで遮光して設置するようにしてください。
多少の耐陰性がありますが、置き場所を明るくしたり暗くしたりコロコロ変えていると葉が落ちて弱ってしまうので、一定の明るさで育てるようにしましょう。
水やりは基本的には土が乾いたら鉢の底から水が流れてくるぐらいたっぷりと与えます。
もし受け皿に水があるときは捨ててください。
土が濡れている時に水を与えると根腐れを起こしやすくなります。
ゴムの木は樹高が70cm〜1m50cmにも生長するので、置き場所を考えて育てましょう。
日当たりの良い場所に置くと丈夫に育ちます。
葉が分厚くなり色つやも良くなります。
冬は霜の降りない場所で育てることが肝心です。
霜の降りる環境は避けるようにしましょう。
肥料は生育期の5〜9月に緩効性化成肥料を2、3か月に1回与えるようにします。
液体肥料を10〜15日に1回与えるのも効果的です。
今回は永久の幸せという花言葉を持つフランスゴムの木についてご紹介しました。
フランスゴムの木を育てて落ち着いた空間にしてみましょう。
※トップ画像はPhoto by mokaさん@GreenSnap