ガーデニングで、竹を垣として用いることがあります。竹は天然のものと人工のものがあります。人工のものは腐りにくく長持ちするため、最近ではよく使われています。
今回は、この人工竹垣を使った遮蔽垣と透かし垣について紹介します。
竹垣とは、竹を使用した垣根のことです。外から見えないようにしたり、柵として用いたりします。
竹垣は古くから作られており、現在ではデザイン性に工夫のあるものもできています。
遮蔽垣(しゃへいがき)とは、竹を隙間なく並べて、垣の間が透けていない垣のことを言います。
敷地などの外囲として使われることが多く、目隠し目的に使用されます。
遮蔽垣にも種類があり、建仁寺垣や御簾垣、桂垣、大津垣、木賊垣、沼津垣があります。
透かし垣とは、遮蔽垣とは逆で、垣の間が透けて見える垣のことを言います。
内垣として使うことが多く、仕切りの目的として使われます。
内垣にも種類があり、四つ目垣、金閣寺垣、竜安寺垣、光悦寺垣などがあります。
遮蔽垣と透かし垣以外にも袖垣と呼ばれる短い垣があります。
庭と建物の見切りの役割として使われることが多いです。
今回、人工の竹を使った竹垣の種類について紹介しました。
竹は人工のものと天然のものがあり、最近では腐りにくい人工の竹を使うことが増えています。
外囲や内囲など、ガーデンを竹で飾ったり区切ったりする際に用いられます。
また遮蔽垣や透かし垣でもたくさんの種類があります。
時と場合、また雰囲気に合わせて竹の種類を変えてみるのも楽しいかもしれません。
※トップ画像はPhoto by シャラさん@GreenSnap