特徴的な葉が独特の雰囲気を演出してくれるセローム。新築祝いや結婚での贈り物でも人気で有名ですよね。
そんなセロームについての育て方や注意点など、ポイントをまとめました。
セロームの特徴は、手を広げたような形の大きく広がった葉で、南国やアジアンテイストな印象を与えてくれます。
原産地は南ブラジルで、5度以上で湿気が多く、明るい日陰で風通しが良い所を好みます。
繁殖力もあり、よく成長します。
花言葉は、他の樹木に寄りかかりながら生きているところから「愛の木」というロマンチックな言葉となっています。
強健とされるセロームですが、一番の枯らす原因とされているのが水のやり過ぎです。
水を好むセロームですが、土が濡れているうちに水をやったり、毎日少しずつ水をやったりしてはいけません。
土が乾いてから水をたっぷりあげましょう。
葉にホコリが溜まっていたら光合成を鈍らせる原因にもなるので拭き取ってあげましょう。
また、空気中の湿度を高くするとよく成長するので、春から秋にかけては葉の裏表に霧吹きで水をかけましょう。
肥料については生育期にあげましょう。
気根というものがにょきにょき生えてくることがあります。
放置すると伸びっぱなしになるので適宜切りましょう。
また、野生だと高さ数メートルにもなるくらい繁殖力があるので、抵抗があるかもしれませんが、大きくなったなと思った時は幹を途中で切断しても構いません。
また、植え替えも2、3年に一度行いましょう。時期は5月、6月が適当です。
乾燥しているとハダニの発生の原因になるので、夏・冬関係なく霧吹きを忘れないよう注意しましょう。
おしゃれで強健なセロームは、コツさえつかめば簡単に育てられます。興味のある方は検討してみてはいかがですか?