耐寒性のある植物であれば、冬場でも元気に育ってくれます。耐寒性がない植物は、冬場になると途端に枯れてしまうことも多いです。
今回は、たくましい耐寒性のある植物について説明していきます。
観葉植物の多くは、冬の寒さや低温は天敵となってしまいます。耐寒性とは、植物の場合には、どれくらいの低温に耐えられるか?またはどれだけの寒さの中でも育つことができるかを示す尺度のことを意味しています。
観葉植物の種類によっても若干の違いはあるのですが、一般的には10℃前後が目安となっています。10℃以下でも元気に育ち、冬を越すことができる耐寒性の高い観葉植物もあるのです。
キダチアロエの耐寒温度は3℃となっています。普通のアロエですと、原産地がアフリカのため、湿気や寒さには弱いのですが、このキダチアロエは寒さに比較的強いことで知られています。
また暑さにも乾燥にもとても強いので丈夫で育てやすいです。
オリーブの耐寒温度は0℃となっています。オリーブの木は、シンボルツリーとしてもとても人気が高い観葉植物です。白い花が咲きます。実は食べることもできます。
寒さに強いですが、耐陰性はないため、室内の日当たりの良い場所に置いてあげると冬でも元気に育ってくれます。
ガジュマルの耐寒温度は5℃となっています。寒さにも強く、成長が早くて育てやすいため、初心者にもおすすめです。
根元がタコの足のような形になるのでユニークで、多幸の樹としても縁起の良い観葉植物です。
観葉植物の中でも、耐寒性に優れたものをご紹介しました。耐寒性に強いということは、冬でも枯れずに、元気に育ってその姿を楽しませてくれるということです。
冬の時期でも観葉植物を育てたいという方は、ぜひ耐寒性の高い観葉植物を選ぶことをおすすめします。
※トップ画像はPhoto by 詠楓さん@GreenSnap