相手の話しぶりまでそのまま通訳。
オンライン授業やミーティングで使う人も多いであろう、Googleのビデオ会議ソフト「Google Meet」。共通言語で話すなら問題ありませんが、海外との商談や国際的なチームミーティングになると、やはり語学力が求められますよね。
ビジネスやエンタープライズなどのプランなら、字幕翻訳機能が使えますが…字幕を読むのってけっこうな集中力を使うもの。目と耳と頭を同時に使って、気付けば疲れて糖分が欲しくなります。
でもこれからは、「Google Meet」で同時通訳する「スピーチ・トランスレーション」機能により、相手の言語がほぼリアルタイムで自国語の言葉として聞き取れます。
話し出して約3秒後から通訳開始。元の音量がすっごく控えめで通訳言語がメインになるのが、なんだか海外ニュースの生中継みたいですね。会話が自然で、声も話し方のトーンも似ているのも凄い。AIの進化を感じます。
現在は英語とスペイン語だけに対応しており、Google AI ProおよびUltraというベータ版のプレミアムプランで利用できるとのこと。他の言語は、これからどんどん対応します。
ビジネスでもネットで意気投合した海外の友達でも、会話がスムーズになるのは大助かりです。いろんな活用シーンが思い浮かびますが、スパングリッシュ(スペイン語×英語)のようなごちゃ混ぜの言語で「サンキュー・ベリー・ムーチョ」なんて話すと、自動翻訳を行なうAIは混乱しちゃうんでしょうか?
Source: YouTube, Google via Mashable