猫にも人にもやさしい。
テレビやモニターのイメージが強い電子機器メーカーLG。意外にも売上額の比率が高いのが「空気清浄機」なんです。今回は、猫のいるおうちのための空気清浄機というユニークなアイテムが出ると聞いて、見に行ってきました。
新しく発表されたのは「PuriCare™ AeroCatTower」。
これ、空気清浄機とキャットステップが一つになったアイテム。猫の定位置をつくりながら、空気も綺麗にしてくれるというわけです。
そもそも、なぜ猫たちは家電に乗るのか…? 一つの理由として家電の温かさがあるのでは。
そこでLGは、空気清浄機の上に猫が休める「温熱ドームシート」を設置。猫が温熱シートに乗ると「スリープモード」、乗っていないと「ターボモード」と空気清浄機自体も自動で切り替わり、猫がびっくりしないよう設計されています。
この温熱シートは、34±1度(子猫用)と39±1度(成猫用)2つの温度設定のほか、持続温熱と検知温熱(シートに猫が乗っている時のみ作動)、タイマー設定など飼い主も安心して使える機能も充実。
しかも、この温熱ドームシートに猫が乗っている間は健康状態のモニタリングまで可能。体重と休憩時間が記録され、アプリから猫の健康状態をチェックできます。
猫への優しさがわかったところで、人への優しさも。この空気清浄機は「ペット由来のニオイやアレル物質を99%除去」するんです。さらに、ペットの抜け毛を97%集塵(6㎥の密閉空間での試験結果。床に落ちた被毛は集塵しません)。
適用床面積は29.6㎥。360度全方向から空気を吸引し、きれいな空気を送り出しながらお部屋全体の空気を循環させて清浄してくれます。
フィルターは外側からプレフィルター、HEPAフィルター、光溶媒(脱臭)フィルターの3層。ホコリや花粉はもちろん、アレル物質、ニオイまで対応した、空気清浄機単体としても優秀な一台です。部屋にほわーんと舞う猫の毛だけでなく、目には見えない空気の汚れまで除去してくれます。
猫のいるおうち向けの空気清浄機とあって、安全面への配慮もバッチリ。ケーブル部分に噛みつき防止のコーディングがされているほか、操作ボタンは猫の押しづらい場所に設置されています。
ボタンは3つなので「温熱ドームシート」の下部にあっても感覚で押しやすく、しゃがみこまなくとも押せる位置なのも嬉しいポイントです。
猫にも人にも優しいこの空気清浄機。キャットステップと空気清浄機が一体になっているから、2つを別々に導入するよりもはるかに省スペース。猫はまったりできて人はきれいな空気で過ごせる、おうちでの時間がより豊かになる一台でした。
「LG PuriCare™ AeroBooster」93,500円(税込)ちなみに、犬派なあなたには、サーキュレーター付きペット向け空気清浄機「PuriCare™ AeroBooster」という選択肢も。3月26日に発売されたばかりのこちらは、2つの3層フィルターとペットモードで、ほこりやニオイ、ペットの抜け毛にも対応しています。
「LG PuriCare™ AeroCatTower」は、2025年3月26日(水)12:00から2025年4月30日(水)23:59まで、クラウドファンディング「GREEN」にて先行受付中。想定実売価格は98,000円(税込)のところ、先行支援では最安59,900円(税込)から手に入れることができるのだとか。
なお、一般販売は2025年5月中の予定となっていますよ。
Source: LG, Photo: mio