感情豊かでノリもいい。Appleがデスクライト型ロボを開発中

  • 2025年2月10日
  • Gizmodo Japan

感情豊かでノリもいい。Appleがデスクライト型ロボを開発中
Image: Machine Learning Research at Apple

どっかで見覚えが?

私たちの回りでは、いろんなロボットが活躍しています。たとえばビルの中の警備ロボや、お掃除ロボ、ヒト型も犬型もあり、モフモフした動物みたいな愛玩ロボも。

MacやiPhoneでお馴染みのApple(アップル)には、機械学習を研究する部門「Machine Learning Research at Apple」があり、ここでもロボットを開発しています。

動きが可愛いデスクライト

名前は「ELEGNT: Expressive and Functional Movement Design for Non-Anthropomorphic Robot」。訳すと「非擬人化ロボの表現的・機能的動作デザイン」となります。

見た目は完全にデスクライトですが、愛嬌たっぷりに動いて主に尽くします。

Apple gets it. Robots are going to be everywhere, but they won’t look like robots. Check out their new paper ELEGNT.

I believe this is the future of everyday objects: helpful and human. pic.twitter.com/pmkNxiAkB5

— Nacho Mellado (@uavster) February 6, 2025

機械的じゃつまんない

「ELEGNT」にはライトの他にカメラ、プロジェクター、スピーカーが搭載されています。人間のジェスチャーや言語を理解し、豊かな動きで反応、および音声で返答をします。

どっかのピクサー映画で見たキャラクター「ルクソー」そっくりですが、かつてスティーブ・ジョブズが大株主だったことと関係があるのかな?

ふたつのモードを切り替える

アニメのキャラみたいに感情豊かに動くのが「表現」モード。たとえば天気を尋ねたら外をチラ見したり、「水を飲んでね」と頭でコップを押して勧めてきます。

「機能」モードは無感情で、余計な動きは一切ナシ。命令したことをストレートにこなします。

Image: arxiv.org

できないときしょんぼりしたり

固定されて移動ができませんし、機能は音声アシスタント以外に光の照射と映像の投影ができる程度。だけど意思を持った生き物のようで、音楽に合わせて踊るなどノリもいいですよね。

デスクに置いたら友情が芽生えそう。

Source: X, arxiv.org, Machine Learning Research at Apple via NEW ATLAS

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