「卓上SSD」は新しいスタンダードになるかも。
データ保存のクラウドストレージ利用や、映画/音楽ストリーミングはもはや当たり前となりました。でも、ノートPCの内蔵ストレージの重要性は今も変わりません。
特に写真や動画編集、音楽制作などで重いデータを扱うためには、より大容量かつ高速な内蔵ストレージが求められるようになっています。
しかし、ノートPCの内蔵ストレージをSSDで大容量化するのは大変。近年の円安状況も含め、大容量ストレージのモデルはとても高価になってしまいます。
僕が使っているノートPCは2021年に最大容量8TBまで奮発してカスタマイズしたモデルで、写真のRAWデータから4K動画までどんなデータも軽々と扱えて大満足の買い物でした。しかし、現在2024年に同じ構成を再現しようとするとSSDだけで約30万円もかかってしまうんですよ。いや、無理でしょ。
でも、そんなストレージ問題を解決してくれる、画期的な「外付けSSD」が登場しました。それがデスク据え置き型の「SanDisk® Desk Drive」です。
これが「SanDisk® Desk Drive」の正面。
手のひらに乗るコンパクトサイズで、デスク上の場所を取りません。
それなのに最大8TBの大容量なんです。写真やビデオ、 音楽ライブラリ、重要なドキュメントをどんどん保存できちゃいます。
PCとの接続はUSB Type-C。
バスパワーではなく電源ケーブルの接続が必要となりますが、後で紹介する高速な読み出し速度を考えると納得です。
そもそも「SanDisk® Desk Drive」という製品名が示すようにデスク据え置きモデルですから、なんら問題ありません。僕なら外付けディスプレイの脚のあたりに置いて使います。
そんな「SanDisk® Desk Drive」ですが、製品概要を見た瞬間に直感で「これは良い」と思いました。
なぜならば「PCなどのデバイス選びがもっと自由になる」から。
だって「最大1000 MB/秒の読み出し速度」と8TBもの大容量があれば、内蔵ストレージにほとんど気を使わなくていいんです。
それはつまり、内蔵ストレージに使うはずだったお金を、CPUやメモリなど性能向上のカスタムに使えるということなんですよ。後から増設できないパーツに対して予算を割けるの、すごく嬉しくないですか?
で、この「SanDisk® Desk Drive」の8TBモデルはお値段11万8,000円。これは非常にお買い得です。しかも、サンディスクの安心の3年間製品保証が付帯。8TB内蔵ストレージのPCを使っている僕からすると「もっと早く発売してほしかった」の一言です。最初にこれを買ってたら、予算が浮いただけじゃなく、次のPC買い替えがもっと楽になったのに。
もちろんHDDならSSDより安価に大容量のストレージを用意できます。
でも、HDDとSSDは速度の面で全く別物です。
例えるならHDDは貸し倉庫。当分使わないデータの保管場所なんです。作業データとして扱う場合、HDDから内蔵SSDに戻してからじゃないと厳しいんですよね。それに対して、SSDならいつでもデータと一緒にいる感覚なんです。
写真や動画などのサイズの大きいファイルでもコンテンツにすばやくアクセスできて、内蔵ストレージにコピーすることなく「SanDisk® Desk Drive」上でそのまま作業ができる。これは「最大1000 MB/秒の読み出し速度」のおかげ。実際にデータ転送をしてみた時の体感で充分速さは感じたものの、念のため、MacとWindowsそれぞれ「Blackmagic Disk Speed Test」と「CrystalDiskMark」とで計測してみましたが、実測値でもほぼカタログスペック通りのスピードが出ていました。※
これがHDDだったらそうはいきません。時間をかけて内蔵ストレージにコピーするのは手間だし、PC側の空き容量も気にしなくちゃいけません。
※計測値は、計測環境や対象PCによっても異なります。
8TBもの大容量なら、データ保存だけでなくバックアップにも使えます。
付帯するバックアップ用ソフトウェア「Acronis True Image for Western Digital」をインストールすれば、PCのデータをまるごと「SanDisk® Desk Drive」にバックアップすることも可能。
高速な書き込み速度があれば、バックアップも気がつけば終わっています。
そう、このコンパクトさも相まって、USBケーブルでPCと接続しておけばあとは存在を忘れてしまえるのも、この「SanDisk® Desk Drive」のいいところだと思いました。
最大8TBもの大容量を最大1000 MB/秒の読み出し速度で扱える「SanDisk® Desk Drive」は、あらゆるデータを内蔵ストレージ感覚で保存できる新しいカテゴリの製品。
これがあれば日常のPC使用でストレージを気にする手間がなくなるほか、デバイス選びにおけるストレージの心配も不要になる、「一つ持っておけば安心」な卓上SSDです。
8TBもの大容量は数年で古びるものではないので、次の次のPC選びくらいまでは対応できるはず。
やっぱりこの安心感とお得感、ハンパじゃないと思います。
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Source: サンディスク