再エネ資金を調達すべく発行する債券
オリックス株式会社は、2020年1月24日、公募形式によるグリーンボンド(無担保普通社債)を国内市場において初めて発行すると発表した。
グリーンボンドは、再生可能エネルギーなどに関するグリーンプロジェクトの資金を調達すべく、企業などが発行する債券。
事業を通じた社会課題への貢献も果たす
オリックスは、リース・融資・投資・資産運用などに加えて、自動車関連・不動産・環境エネルギー関連などの事業も多角的に展開している金融サービス企業。1964年の設立以来、東京都港区に本社を置いて日本中心の事業展開を図る一方、海外37ヵ国・地域にも拠点を設けている。
同社はまた、事業を通じた社会課題への貢献も果たすべく、脱炭素社会への移行などを目指す『オリックスグループ サステナビリティポリシー』を制定。同ポリシーに基づき、環境エネルギー事業・自動車事業・不動産事業から重要課題を特定し、優先的に課題解決へ取り組んでいる。グリーンボンドの発行も、この取り組みの一環として行われた。
全額が太陽光発電事業へ充当される
オリックスが発行するグリーンボンドは、環境エネルギー事業が対象となる。同事業において同社は既に、太陽光発電事業の開発・運営などを手がけてきた。グリーンボンドにより調達した資金は、全額が同社の太陽光発電事業へ充当される予定となっている。
同社は今後も、再生可能エネルギー事業の推進を通じて、長期的な事業の成長を実現するとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
初のグリーンボンドの発行について - オリックス株式会社
https://www.orix.co.jp/