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JERA参画の洋上風力発電事業、台湾で商業運転を開始

  • 2020年1月7日
  • エネクトニュース
出力12.8万kW、全設備がついに稼働
東京電力・中部電力系の株式会社JERA(以下「JERA」)は1月6日、台湾で参画する洋上風力発電プロジェクトが12月27日に商業運転を開始したと発表した。

「フォルモサ1」は台湾初の洋上風力発電設備で、発電機22基・出力12.8万kWのうち8000kWが2017年に商業運転を開始した。JERAは2019年2月から事業に参画し、出資比率では32.5%。残り67.5%は洋上風力発電で実績のある欧米系の企業3社が占める。

洋上風力発電はアジアではこれからの産業で、日本でも「再エネ海域利用法」が昨年実施されたばかり。JERAは日本と自然条件の類似した台湾でのプロジェクトに参画することで、事業のノウハウを取得する。

さらなる経験を積み、主体的な事業開発の体制を
JERAが台湾で参画するもう一つのプロジェクト「フォルモサ2」は出力37.6万kWで、2021年末に商業運転の開始を予定している。

同社は英国でも洋上風力発電事業の運営に参画しており、台湾で新たに建設の初期段階から参画することで経験を積み、大規模な風力発電を主体的に開発できる体制の構築を目指していく。

(画像はJERA公式サイトより)


▼外部リンク

JERA リリース
https://www.jera.co.jp/information/20200106_448

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