『BWSC』にて提供
菱洋エレクトロ株式会社は、2019年12月5日、東海大学のソーラーカーチームにコンピューターを提供したと発表した。
同社は、半導体・デバイス事業とICT・ソリューション事業を手がけるエレクトロニクス商社。コンピューターの提供は、ソーラーカーレース『2019 BRIDGESTONE WORLD SOLAR CHALLENGE(以下『BWSC』)』において行われている。
未来のモビリティに繋がる技術的挑戦を支援
『BWSC』は、太陽光を動力源とするソーラーカーを駆って、オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでを約5日間で走破するレース。主催のブリヂストンは、「Dream bigger. Go farther.」をテーマとして、未来のモビリティに繋がる技術的挑戦を支援している。
今回菱洋エレクトロが同レースにおいて支援したのは、東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクト・ソーラーカーチーム。歴代2度の優勝を経験している同チームは、2019年度はニューマシン『2019 Tokai Challenger』で参戦。テラバイト級の演算処理が必要となる同マシンにおいて、菱洋エレクトロ提供のコンピューターは活用された。
全道程を走破、準優勝の好成績も残した
『2019 Tokai Challenger』は、車体への空気流入を抑えると共に、空気抵抗を減らしつつ横風への耐性も高めるべく、設計が行われた。結果として、高度な演算処理をサーバーシステムが導入されることとなり、菱洋エレクトロは6TBのメモリーを実装できるコンピューターを提供している。
なお2019年度の『BWSC』は同年10月に開催され、東海大学の『2019 Tokai Challenger』は全道程の走破を達成。また、準優勝の好成績も残したという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東海大学ソーラーカーチームにコンピューターを提供 - 菱洋エレクトロ株式会社
https://www.ryoyo.co.jp/info/products/9343/