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積水化学、フィルム型リチウムイオン電池増産へ

  • 2018年4月27日
  • エネクトニュース
愛知県常滑市で2019年度下期から稼働
積水化学工業株式会社(以下「積水化学」)は4月23日、主に住宅向けのフィルム型リチウムイオン電池(以下「フィルム型LiB」)の生産能力を増強すると発表した。

積水化学のフィルム型LiBは京セラが販売する住宅用蓄電システムに搭載され、セキスイハイムの商品に採用されている。同電池を用いた電池ユニットはコンパクトなサイズで大容量、室内でも設置が可能だ。

生産能力増強が決定したのは、愛知県常滑市にある積水化学子会社の中部事業所。新設備の稼働は2019年度下期になる見込みで、稼働後の生産力は合計で約1万棟分となる。

今後も電力の自給自足や防災で需要拡大
フィルム型LiBは大容量で安全性が高くかつ長寿命、競争力がある製品だ。積水化学は同製品を戦略事業の中心に据え、2017年に販売を開始した。

太陽光発電システムの搭載は同グループが2016年12月までに販売したセキスイハイムでも18万126棟の実績があり、今後も太陽光発電で得た電力を有効活用するために、蓄電池の需要が拡大することが予想される。

エネルギーの自給自足のみならず、相次ぐ災害に防災への意識が高まり、蓄電池は安心と安全に貢献するものとして注目されている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

積水化学 リリース
https://www.sekisui.co.jp/news/2018/1321411_31754.html

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