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中国電力、台湾で洋上風力発電事業に参画

  • 2019年4月7日
  • エネクトニュース
着床式で出力64万kW、2021年末には運転開始
中国電力株式会社(以下「中国電力」)は4月5日、台湾・雲林県における洋上風力発電事業に出資参画すると発表した。

「雲林洋上風力発電所」は着床式で出力64万kW、2021年12月までに営業運転の開始を予定している。開始後は20年にわたって、固定価格で台湾電力公司へ電力を販売する。

ドイツの再エネ開発事業者が事業運営会社を設立しており、同社の株式を中国電力の関連会社が27%取得。最終的にはこれを双日、JXTGエネルギー、四国電力を含めた4社で分割する。

平成は電力会社を取りまく環境を大きく変えた
電力小売は2003年の特別高圧を皮切りに徐々に自由化を進め、2016年には家庭向けの低圧を最後に完全自由化された。

さらに2020年4月からは一般送配電事業者が小売・発電を兼営することが法的に禁止されるため、各地の電力会社は事業の分離準備を急いでいる。

中国電力は国内の電気事業環境が厳しさを増す中、海外事業を成長分野の一つと位置づけている。今年2月にはインドネシアの水力発電事業に出資参画を決め、シンガポールの現地法人も4月1日から営業を開始した。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

中国電力 リリース
http://www.energia.co.jp/press/2019/11722.html

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