サイト内
ウェブ

三菱電機、千代田化工建設から蓄電池制御システムとパワーコンディショナーを受注

  • 2018年11月22日
  • エネクトニュース
蓄電池制御システムとパワーコンディショナーを受注
三菱電機株式会社は11月19日、北海道北部風力送電株式会社の「風力発電のための送電網整備の実証事業」で、蓄電池の監視制御を行う蓄電池制御システム「BLEnDer RE(ブレンダーアールイー)」とパワーコンディショナー(PCS)を受注したと発表した。

この事業は、経済産業省資源エネルギー庁の公募により北海道北部風力送電が採択され、三菱電機は今回、蓄電池システムのEPC(設計・調達・建設)を担当する千代田化工建設株式会社から同システムを受注したもの。

今回受注の「BLEnDer RE」とPCSは、北海道天塩郡豊富町にある北海道北部風力送電北豊富変電所に建設される世界最大級の蓄電池システム(出力:240MW、定格容量:720MWh)に導入される予定で、稼働開始は2022年度を予定している。

北海道北部は、風況が良く広大な土地が必要な風力発電所建設に適していることから、再生可能エネルギー発電事業者から、多くの建設申請が行われている。

送電網の強化と需給バランス改善に寄与する蓄電池導入
一方、風力発電所の増加により風力発電での発電量変動が需給バランスに与える影響が大きくなるため、安定した電力供給の維持には、送電網の強化とともに需給バランス改善に寄与する蓄電池の導入が必要となってくる。

今回の実証事業では、北海道北部の系統に設置される大規模な風力発電所群(500MW以上)に対応するため、北海道北部風力送電が風力発電用送変電設備と大容量蓄電池設備を導入、風力発電電力の安定供給を目指しているものとなる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

三菱電機株式会社 プレスリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2018/pdf/

 

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。